なにか新しいこと日記

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家計簿がイヤになる理由を突き止め、対策を考えた【私の家計簿】

【私の家計簿シリーズ】前回の記事

something-new.hatenablog.com

社会人になってからおよそ20年家計簿を付けたが、途中でイヤになって中断したり、数年単位で付けていなかった時期がある。

家計簿がイヤになる理由はいろいろだ。大抵は複数の理由が重なっているので、一つずつ解きほぐして対策をすれば、やれるはずだ。

この記事では、私が家計簿がイヤになったおもな理由を紹介する。

1. 自営業のため収入が安定しない

フリーランスは収入がいいときもあれば悪いときもある。波があるのは当たり前。
独立したばかりの頃は貯蓄なんて考えられない、ぎりぎりの生活をしていた。何年か経って少し安定したが、それでもコロナ禍のような不測の事態はある。
生活費をなるべくおさえ、収入が少ない月は貯蓄を減らし、多いときに貯蓄することにして、なんとかやっている。

赤字の月もあるが、年単位での貯蓄が増えていればそれでいい。こんなふうに家計を大局的に見られるようになったのは、つい最近のことだ。

2. パートナーと財布が別

パートナーとは財布を別々にしている。

  • 固定費(家賃とインターネット、NHK料金)は毎月決まった金額を私からパートナーに振り込む。
  • 流動費(食費、日用品、娯楽費、水道光熱費)は月毎にパートナーが家計簿をつけているので折半している。

①個人の家計簿はマネーフォワードで付け、②共同の費用はパートナーが付けているザイムから半額分を抽出。
総合家計簿をエクセルで付けるという3段階で処理している。

めんどくさいが、合意の上でもっともシンプルな方法を追求したら、こうなった。

3. 特別費が多すぎる

前回の記事にも書いたが、臨時出費が多いと一発で赤字になり、やる気がなくなる。
冠婚葬祭、ふるさと納税、病気やケガ、旅行、家具や家電の買い物。

このうち、家具や家電は新生活を始めるときに必要になるものだ。なくても暮らせるが、あると便利なものがたくさんある。パートナーと暮らしてから5年の間、しょっちゅう家具や家電を買い足し、出費が多かった。

普通の人は、結婚するときに数10万〜100万円、ドーンと買い物をすると思うが、うちは最低限しか買わずに後から揃えていったので長い間お金がかかった。特別費も初めから予算化して管理すれば良かったなと思う。

4. 仕事に追われて時間がない

3つも家計簿があって、さらに青色申告のための帳簿を付けるために時間を取られる。仕事が忙しすぎるとエクセルの家計簿まで手が回らず、何か月も溜めてしまった時期もあった。(そういうときはもちろん、他の家事もおざなりだ)

仕事が忙しいからといって家事がおろそかになるのは、社会人として健全な状態ではない。ワークライフバランスを取り戻すために「働き方改革」をして、仕事量を調整した。

5. 大切なことは、赤字を出さないこと

私の性格上、赤字が多いと自責感に苦しめられ、やる気を失う。
コロナ禍で収入が減った時期はイヤになって、1〜2年家計簿付けを休んだ。
外出制限が解除されると同時に、収入を上げるように努力して今に至る。

最近は物価高で、収入を上げるかコストを下げるか、どちらかしないと難しい局面だ。
コストを下げるためには家計簿は役に立つ。次の記事ではどうやって生活費のコストを下げたか、紹介したい。