調布市深大寺にある『ゲゲゲの鬼太郎』専門店、鬼太郎茶屋に行ってきました。
公式サイト:http://kitaro-chaya.jp/
「京王線調布の駅からバスで15分、中央線吉祥寺の駅からバスで20分」と書いてあったけど平日の夕方は道が混んでるのでもっとかかりました。遠かった。
深大寺って緑が多くて気持ちのいいところでしたよ。水木しげる先生がマンガ家人生を過ごした調布って、こんなところなんだ~と思いました。ドラマ『ゲゲゲの女房』で見た昭和の景色を思い出しました。
鬼太郎茶屋・外観
終点「深大寺」で降りてからすぐのところにお店はあります。まず外観が凝っていて、屋根に下駄がのっていたり、妖怪「おとろし」がヌッと顔を出していたり。おもしろかった!
ツリーハウスには鬼太郎一家が住んでいました。
妖怪喫茶でコーヒーを頂いた
内部は1階が「妖怪喫茶」「妖怪ショップ」、2階が「妖怪ギャラリー」に分かれています。今回は時間の関係で「喫茶」「ショップ」部門だけを利用しました。
喫茶はメニューがマンガになっていたり、席に妖怪が座っていたりと遊び心がいっぱいのお店です。
スイーツをねらっていたのですが、閉店時間が迫っていたのでコーヒーだけを急いで頂いて、あとは買い物タイムにしました。
店内は外から素通しで、小屋みたいな感じ。鬼太郎が住んでいた家の雰囲気を再現しています。同行の彼は暑い!とうんざりしていました。お子様を連れて行くにしても、本人のモチベーションが高くないと夏はなかなか厳しい環境です。
庭に宿敵ぬらりひょんが潜んでいるところを発見して撮影したら、ハレーションを起こしていたりして……。
買い物が捗った
鬼太郎は度々アニメ化されており、グッズが豊富に販売されていました。いろいろ欲しくなったけど、物色する時間が足りなかった。本と絵ハガキだけをすばやく選んで購入しました。
水木しげる先生は長生きされたこともあって、とにかく多作! 最近では京極夏彦先生の監修による全集が刊行されていて、全部で108冊あります。
これの中身が見たかったんだけど、見本が出ていないのが残念でした。1冊2000~5000円の高額書籍。1~2冊でいいから見本が欲しかった。
全集の情報はこちら:水木しげる漫画大全集|TOP|講談社コミックプラス
上記のサイトでは一部の「ためし読み」ができます。
鬼太郎茶屋にあったのは、全集、文庫のマンガ、エッセイ、小学館の「水木しげるの妖怪百科シリーズ」。『日本妖怪大全』と「妖怪百科シリーズ」の一部は見本が置いてありました。
吉祥寺ジュンク堂でさらに本を探した
帰りは吉祥寺経由でジュンク堂に立ち寄りました。水木しげる先生の本を集めた一角がありましたよ!
私のイチオシはこの本。
妖怪図鑑が欲しければ、これがお値段も手頃で見やすいと思います。みんなが知っているゲゲゲの妖怪、有名妖怪が199体も収録され、水木先生の美麗なイラストをA5サイズで詳細に見ることができます。なぜか鬼太郎茶屋にはこれがなかった……。
全集もありましたが、こちらはビニールに包まれています。ジュンク堂で見本が出ていたのは上記で紹介した『ゲゲゲの鬼太郎妖怪ファイル』と小学館『水木しげる妖怪大百科』です。(2018年8月情報)
私の感想
『ゲゲゲの鬼太郎』、私はユメ子ちゃんが登場する第3シリーズを観てました。
ユメ子ちゃんに自己投影をして鬼太郎に淡い恋心を抱いていた記憶があります。幼な心に刷り込まれた水木しげる先生へのリスペクトは強い!
グッズが欲しくなりました。ああ、私が小さい頃にこんなお店があったらなぁ。
二階のギャラリーが見れなかったので、次回は時間を取ってゆっくり見学したいです。深大寺って素敵なところみたいだから、涼しくなったらまた行って、周囲も散策しなきゃ!
鬼太郎茶屋は、春・秋に行くのがおすすめです。
いかにも妖怪が潜んでいそうな森の中を散歩したり、名物のお蕎麦をいただく時間も欲しい。お店自体はこじんまりしたところですが、たっぷり時間を取って訪れるべき、充実の観光スポットでした。