私の書評の書き方【2018年】

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ジョヴァンナです。こんにちは!

今日は私のブログチャレンジについて書いていきます。テーマは「書評」です。

なぜ書評を書くのか

私の原点は日経新聞の夕刊で連載されていたコラム『マンガWorld』です。1990s後半、インターネット前夜。情報に飢えていた時代にこの小さなコーナーを楽しみに切り抜いて保管していました。

とうに処分してしまって手元にありませんが、初めて読んだ回がどんな内容だったか鮮明に覚えています。

マンガ家の岡崎京子が交通事故に遭い、一命をとりとめたこと。回復するには長い時間がかかりそうであること。あまりにも惜しい才能だった。どれを紹介しても傑作揃いだが、と前置きした上で短編集『へテロセクシャル』を紹介していました。

ヘテロセクシャル (カドカワデジタルコミックス)

ヘテロセクシャル (カドカワデジタルコミックス)

 

当時中学生だった私は、そんなにも惜しまれる岡崎京子という人がどのようなマンガを描いていたのか気になり、読んでみました。『へテロセクシャル』よりも、『リバーズ・エッジ』や『私は貴兄のオモチャなの』に頭をガツンとやられました。それまで『りぼん』『なかよし』を読んでいたのに、間を飛ばしていきなり大人の階段を上ってしまった。

リバーズ・エッジ オリジナル復刻版

リバーズ・エッジ オリジナル復刻版

 
私は貴兄(あなた)のオモチャなの (フィールコミックスGOLD)

私は貴兄(あなた)のオモチャなの (フィールコミックスGOLD)

 

 たった一つの記事に導かれて、私のマンガ遍歴は大きくステップアップしているわけです。そういうことがあるから面白い。私も、そんなふうに本を紹介してみたいと思う。

Twitter導入して、成長した

そうは言っても、なかなか文章が上達せず、書評など書きたくても夢のまた夢でした。

ブレイクスルーが起きたのはTwitterデビューしてから。他のブロガーと交流するうちに多くの刺激を受け、次第に書ける幅が広がりました。はてなダイアリーの時代から4年ほど誰とも交流せずに淡々と書き続けて上手くならなかったものが、Twitterを始めてから変わりました。(本人の主観的な感想であり、異論は認めます。)

拙いながらも訥々と書き続けていたら、少し書き慣れてコツをつかんだみたい。「これがベスト」というものではないけれど、自分なりの定型に従って書くようになりました。 

私の書評のフォーマット【2018年春版】

  1. 読んだキッカケ
  2. あらすじ紹介:自分が感じたことを交えて、簡潔に紹介する。
  3. 最も推したいポイント、名場面の紹介:どこに感動したのか解説する。

書評を書くときに、注意していること

1. 著者に読まれることを意識する

著者がTwitter運用している場合、エゴサーチによって記事が見つかってしまう可能性があります。そのときに「いい加減なレビュー」と思われたら失礼なので、全力で書くように努めます。文章が下手なのは仕方ないとして、細部まで丁寧に点検すること。

2. レンタルしたことは触れない

図書館で借りたりマンガ喫茶で読んだ作品は、あえてそのことを書かない方がいいだろうと思います。正当な手段でレンタルすること自体は否定しないし私自身よく利用していますが、著者の目に触れたら快くは思われないでしょう。(『フイチン再現』の紹介記事を書いた後で、考えが変わりました。)

3. あらすじを紹介しすぎない

ストーリーを一から十まで紹介するのは、著者にとって営業妨害になり得ます。

2017年9月『週刊少年ジャンプ』のネタバレサイトの運営者が摘発されました。ほぼ同じような手口で相当稼いでいるんだろうな~と思うサイトは散見されます。どこまでが合法でどこからが違法か、線引きは難しい。

【ネタバレ】はしてもいいけれど、【ネタバレ】してもなお「この作品を読んでみたい」と読者に思わせるように書かなければ。少なくとも、そのように心がけています。

4. 紹介したいポイントを絞る

大作ほど、紹介したい名場面、名台詞が数多くあるものです。が、たくさん紹介すればするほど話が脱線してまとまらなくなってしまう。(自分の思考力・筆力が不足しているゆえの悩みです。)

ポイントを絞って記事は短く、3000~4000文字におさめるのが、今の私の分相応みたい。

マンガの場合には絵柄がわかるように、1コマは引用することにしています。

ちきりんのツイートを読んで

2018年1月30日にちきりんが、本の紹介記事に関する一連のツイートをしていました。

これを受けて「型にはまった読書感想文をやめます!」なんて宣言する人も現れ、私のことかな……!?なんて、ギクッとしました。

無個性な紹介文だけに終わるのはもったいない。せっかくブログで発信するなら、オリジナルの感想なり知見を付け加えて発表したい。だけど、これが難しいんだ。もがいています。

上達するために

昨年は活字本7作、コミック5作をレビューしました。年間12作。今年はもう少し多く紹介できるといいな。とにかく、コツコツと書いていくしかありません。

 

上達するには、おそらく上質の文章を読むこと。私の読書ジャンルは実用書とノンフィクションに偏って、あまり小説を読みません。「本を書くこと」を生業とする人の文章をもっと読むべきでしょうね。

あとは意識してプロの書評も読んでみるべきだな。書評本を読むと読みたい本が増えてしまい、積ん読が増えるのがつらいところですが……。

 

自分なりの感想・思考と書評をどこまで絡めて調和させられるか、チャレンジです。ひとまず書評は書評として、感想文は感想文として区別して書いた方がいいのかもしれません。