生活費の決済をどんどんキャッシュレスに移行している。
家計簿が自動化できるのがラクすぎて……一旦使い始めたら、全部カードで払いたいと思うようになった。その方が、クレジットカードのポイントももらえるしね!
飲食店では「クレジットカードは使えないけど、電子マネーなら」というところがある。また、たかが日用品の買い物に番号入力を求められると通信時間が長いので、「こういうときは、電子マネーの方が早くていいな」と思うようになった。
これまで「電子マネーは使う前にチャージするのがめんどくさい」という認識だったが、調べてみたら後払い式の電子マネーもあった。
iDとQUICPayの2つがそうだ。
後払いならば、事前にチャージする必要がなくクレジットカードと同じ感覚で使える。
早速使ってみた。
[目次]
1. 後払い式の電子マネー「QUICPay」を申し込んだ
QUICPayの申し込み方法
私はクレジットカードを作るときに、ついでにQUICPayカードも申し込みした。すると、QUICPayの支払いがこのクレジットカードに紐付くので、手元に届いたら何もせずすぐに使用できる。
QUICPayカードやQUICPay対応のスマホを持っていない場合、160以上ある発行会社から好きなところを選ぶことができる。自分の持っているクレジットカード等がQUICPayに対応しているかどうか、下記のページで確認できる。
利用できる場所・利用方法
使用できる場所は、各種コンビニ、ファミレス、まいばすけっと、ローソン100、マツモトキヨシ、吉野家、すき家、ドトール、マクドナルドなど。
使い方は支払い時に「QUICPayで」と言って、機械にかざすだけ! 機械が「クイックペーイ!」と喋ったら決済完了だ。一瞬にして会計が終わる。1度に2万円までしか使えないが、日常的な買い物なら事足りるはずだ。
【紛失・盗難時】はすぐに発行会社に連絡をすれば、補償が受けられる。
家計簿アプリでは、クレジットカードの情報として明細が上がってくるから、新しくログイン情報を入れる必要もなく、ラクだ。
2. 「QUICPay(nanaco)」でポイントを二重取りしたい
どうせならセブンイレブンのポイントも欲しい!と欲張って、今回新たにnanacoを申し込んだ。
「QUICPay(nanaco)」でもらえるポイントは3種類
セブンイレブンで買い物したときに、支払いと同時にポイントがつくのが利点だ。
場合によっては、ポイントを3重どりできるだろう。
QUICPay(nanaco)の申し込み方法
「QUICPay(nanaco)」を作るときは、下記の方法が早い。
- 予め、下記ページにある「WEB申込書」ボタンから申し込みをする。
- バーコードをプリンターで印刷。(スマホで申し込みする場合は、印刷しなくても店で確認のメールを見せることによって代用できる。)
- 店のレジでバーコードを読み取りしてもらい、引き換える。カードの発行手数料として300円を支払う。
こうして発行されたnanacoには、はじめからQUICPayが付帯しているため、手持ちのクレジットカードに紐付けすればチャージレスで使える。
(手持ちのクレジットカードがQUICPayに対応していれば、そのカード会社のホームページから申し込みできる。)
【紛失・盗難時】はQUICPayに紐付くカード会社だけではなく、「nanacoお問い合わせセンター」に電話する必要がある。nanacoの停止は連絡の「翌日」となることに注意が必要だ。(ということは盗難時、nanaco本体へのチャージは使われてしまう可能性が高いかも?)
3. Suicaなど交通系電子マネーはオートチャージが便利
ビューカードのポイント還元率
言わずと知れたSuicaはビューカードに紐付けして、オートチャージすると便利だ。
通常の買い物でのポイント還元率がJREポイント0.5パーセントに対し、電子マネーにチャージするとJREポイントが1.5パーセント分つくのでかなりお得だ。
ビューカードからチャージする場合は、普通にチャージしても、オートチャージでも還元率は変わらない。また定期やきっぷの購入でも還元率は1.5パーセントだ。
JREのポイント還元キャンペーン開催中
2019年10月1日(火)~2020年6月30日(火)の期間中、エキナカの対象店舗でウェブ登録したSuicaを使うと2パーセントポイント還元。また、駅ビル(JREカード優待店)でJREカードを使うと、5.5パーセントポイント還元などのキャンペーンを行なっている。
「Suicaを持っているがJREのサイトに登録していない」という人は、早く登録した方がいいだろう。
ビックカメラビューカードのポイント率
ちなみに、私が持っているのは年会費実質無料のビックカメラビューカード。
通常の買い物で、ポイント還元率がJREポイント0.5パーセント+ビックカメラのポイント0.5パーセント(合計1.0パーセント)がつく異色のカードだ。
ビックカメラのポイントなどもらったところで使うことはない……と思いきや、最近、通販が便利でよく利用している。細かい買い物をするときに、小口の送料がかからないのが地味に助かる。文房具とかも扱ってるよ!
Suicaのチャージが多いと、駅の自販機でつい余計な飲み物を購入したくなるのが難点だが、無駄遣いしないように気をつけて使いたい。
他の電子マネーと違って、圧倒的に使える店が多いのもSuicaの利点だ。この店で使えるかどうか?確認しなくても大体使えるのがうれしい。
Suicaの【紛失・盗難時】は、Suica・パスモエリア内の駅や営業所にて停止の手続きをすることによって、停止した時点でのチャージ金額が補償される。カードと一体のSuicaの場合はカード会社にも合わせて連絡する必要がある。
まとめ
めんどくさがりな(チャージするのがめんどくさい)人は、
を使うのがいいと思う。
ほんとは「スマホ決済」を利用すれば、クレジットカードのポイントなんか目じゃないくらい還元率が高いとわかっているのだが……めんどくさがりにとってはいろいろと障壁があって、未だに利用していない。(スマホを操作してコードを出すのがまず面倒だし、電子マネーと比べて信頼できるのかどうか調べるのもめんどくさい。そして、なにより、支払い方法がたくさんありすぎると、どれを使うとお得なのか迷ってしまうのもまためんどくさいのだ。)
QUICPay対応のスマホさえ持っていれば、タッチで支払いできて還元率もめちゃ高(JCB、リクルートカードなど)のようだが……私の機種は残念ながら非対応だった!
余談:ネットで一通り情報収集してからカードを作ったが、マイナビムックを見たら、私の知らない情報が多数掲載されていた。マイナビムックの最新版で随時最新情報をチェックするのがお得だと思う。
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