以前にこんな記事を書いた。
その後2年間無事だったが、今年になってまたしてもアレルギーに悩まされた。引っ越し疲れで風邪を引いた後、1か月以上も咳が取れずしんどかった。
この記事では前回効いたもの・効かなかったものを踏まえ、バージョンアップした対策についてまとめる。
ハウスダスト対策で効いたもの
- ウールの毛布を捨てて、新しいものに買い換える。
- 加湿器。呼吸がしやすくなる。卓上用の小さいものでもないよりはマシ。現在は床置きの大きいものを寝室に置いて、冬中湿度を管理している。
- クイックル・ハウスダストスプレー。寝具を変えられないときはこれを噴きまくるのが一番効いた。帰省するときも必須の持ち物。
効かなかったもの
- 既存の毛布を洗濯、クリーニングしてもだめだった。埃を寄せやすいモノは捨てるしかない。
- 空気清浄機。ダイキンの加湿・空気清浄機を買ってみたが、空気清浄の効果はわからなかった。手入れがややこしいので加湿器だけで充分。
- 布団クリーナー。安物を使ったらかえって埃が立ったらしく、呼吸困難で死にそうになった。二度と使いたくない。
おすすめ商品
毛布
東京西川の「シープ調」ポリエステル。薄くて軽いのに高機能で、あたたかい。これまで毎年高いお金出してクリーニングに出していたのがあほらしくなるぐらい安かった。
こういうのを数年に一度買い換えるようにした方が、アレルギー対策としてはよさそうだ。
カラーバリエは6色。(2018年11月)
東京西川 あったか毛布 シングル 発熱2枚合わせ SEVENDAYS セブンデイズ 無地 ベージュ FQ06005500BE
- 出版社/メーカー: 西川産業(Nishikawa sangyo)
- メディア: ホーム&キッチン
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加湿器
空気清浄機能は手入れがめんどくさい。それより、ベッドの下をこまめに掃除したり、寝具の手入れに労力をかけた方がよい。
加湿器のお値段はピンキリだが「空気を湿す」機能それ自体に、それほど価格差は感じない。
アイリスオーヤマのこの形はよく見かける人気商品。お手頃値段でミストの量が調節でき、音が静かなところが良い。カラーは4色。
〜2019/7追記〜
加湿しすぎると周りの床がビショビショになるという失敗を経て、寝室に湿度計を置くようになった。加湿するなら、湿度計はマスト。60パーセントを目安に、ミストの量を絞るとちょうどいい。
湿度計は高いものを買っても精度はまちまちだ。安いものでも充分目安にはなる。
〜追記おわり〜
クイックル・ハウスダストスプレー
どうしようもないときはこれを寝具に噴きまくると、物理的に埃を吸い込む「量」を抑えられるので良かった。対処療法だが、これが一番効果あった。
その他のチェックポイント
ジャケット、コート
コートなど、クリーニングの回数が少ないものはアレルゲンが蓄積されていないか要チェックだ。匂いを嗅いで、埃やカビくさかったら捨てるべきだろう。
残念ながら「上質のものを長く」より、「お手頃値段でつねに新しいものにアップデートしていく」方がアレルギー体質にはおすすめだ。
寝具・パジャマの洗濯
ダニにエサを与えないよう、1週間に1度は洗濯したい。パジャマや枕カバーは汚れやすいので3日に1度交換が理想だ。
交換を考えると全部2セットずつ必要。夫婦で共用できるシーツなどは、最低3セットあればローテーションできそう。
シーツ、布団カバーは長年リネンを愛用してきたが、お手頃値段のものは繊維クズが出やすいので要注意だ。当然ながら高級品ほどクズは出にくい。
〜追記 2020/4/8〜
寝具は肌あたりも重要なので、綿ニットのシーツを使用しているが、テイジンの《ミクロガード 》シリーズに買い替えを検討している。防ダニ剤を一切使用せず、繊維を高密度に織り上げ、アレルゲンをシャットアウトするものだ。
手持ちのカバーの下に、プロテクターを付けることによって既存のカバーをそのまま使用できるというものもある。
〜追記おわり〜
掃除のしやすさ
ジュータン、ラグには懲りた。ラグを敷くよりユニクロでシャギーのスリッパでも買って履いていた方が、常時あたたかい。
ベッドの下は荷物を置かずに空けておいた方が掃除しやすくてよい。他の部屋と比べると、寝室は繊維クズが出やすくベッドの下をのぞくたびにぎょっとする。お掃除ロボが欲しい!
追記:2020年3月、掃除ロボを導入した。
所感
住環境などはそう簡単には変えられないところ。私は何年もかけて徐々に低アレルゲンな環境に調整していった。
なんだかんだ古い毛布を使い続けてしまったのはバカだったと思う。さっさと捨てて新しいものを買えばよかった!
布団や毛布は昔は高かったが、今は安くて高機能のものがたくさんある。布のものはなんでもお手頃価格で揃えて、短いサイクルで買い換えるのが良さそうだ。