なにか新しいこと日記

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そうだ、引っ越しをしよう! 都内ひとり暮らしの物件探し

ジョヴァンナです。こんにちは!

9月某日、突然「そうだ、引っ越そう!」と思い立ちました。

 

片道50分もかけて通勤するのにいい加減疲れてしまいました。狭いキッチン。西向きで日当たりの悪い部屋。自炊する気力はとうに尽き、寝に帰るだけの部屋で休日は昼過ぎまで寝ている生活。日光が差し込む暇もありません。

丁寧な暮らしをしたいと願っていたはずなのに……もうこんな生活イヤ!!

 

伝でローカルな不動産会社を紹介してもらい、10月末から物件探しを始めました。※仕事場はコワーキングスペースを利用しており、今回探したのは「住居用賃貸マンション」です。

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サラリーマン時代の物件探し

前回探したときは会社にギリギリまで籍を置かせてもらい、収入証明が出せる状態で1月初旬に物件探しを始めました。上京と同時に仕事を辞め無職の期間がしばらく続くのを見越して、予算は抑えに抑え管理費込みで7.5万円。

 

最初に行った不動産会社ではあまりいい物件を紹介してもらえませんでした。

初めてのひとり暮らしということで舐められたのだと思います。

問題にならないぐらい悪い物件3件をまわった後、最後にマシな物件を見せられました。内見中にキッチリと囮の電話が掛かってきて「この物件、他に見たいという人がいるみたいです」と告げられました。

申込金だけ打って一旦引き上げました。

 

一人で戻って、夜道をチェックしに行きました。

ザーザーと冷たい雨が降ってきました。私のジンクスでは、大切なときに雨が降るのは悪い兆候です。一気にイヤになってしまいました。

スーパーやコンビニもなく、街灯も少なく、寂しいところだと思った。

 

翌日別の不動産会社にアポを取って行きました。申込した物件情報を見せて言いました。

ここよりも良い物件があったら、見せてください。エリアは多少外れても構いません」

探しに探してもらい、東京の東側に絶好の物件が1件出てきました。

そこが今住んでいるマンションです。

 

当時は父も現役で働いていたため、収入証明さえ提出すれば保証金は不要と言われました。投資型の分譲賃貸で大きな会社が間に入って管理しており、仲介手数料も取られませんでした。

  • 初期費用10万円
  • 家賃・管理費込7.5万円

狭いけれど設備のいいマンションです。

 

フリーランスになってからの物件探し

今となってはそのような条件は望めません。昨年は開業初年度。しばらく失業給付を受けていた期間もあって低収入です。さらにフリーランスとパートタイム勤務の収入からあらゆる経費を差し引いて節税を図っているため、「課税所得」はなお少ない。

所得が低ければ、紹介される物件もそれなりのものになってしまいます。また保証会社を入れることも必須となり、家賃の5割が目安と言われました。

 

10月の終わりにお部屋探しを始めて、ローカルの不動産会社で紹介してもらった物件は、

  • 初期費用21万円
  • 家賃7.2万円
  • 希望のエリアから外れ、設備にやや難あり。 

初期費用は前回の倍! 家賃が安くてもトータルで見ると出費は同じです。

 

他の物件も見せてもらいましたが気に入るところがなく、ここに決めるしかないのか……迷いました。(職場から近い以外、魅力を感じられない物件だった。)

 

前回の資料を武器にする

ここで役に立ったのが前回の物件探しの資料です。 

前回の資料に鑑みてやはり初期費用が高過ぎるんじゃないかと感じ、以前にお世話になった不動産会社に連絡を取りました。話を聞くと、東京の東側と西側を比べるとやはり「西側は高い」と言われました。ならば、ある程度の予算アップは仕方ないのか……。

それにしても私の感覚では、家賃が上がる分には生活水準が上がると考え、さほど抵抗ありませんが、初期費用が高いのは「借りる人に優しくない」と思いました。(長く住み続けるつもりなら逆になるでしょうけれど、私の場合、仕事の都合でどうなるかわかりません。)

  • 家賃・管理費込8万円まで
  • 初期費用15~20万円ぐらい

予算をやや上げて、現在の住まいの情報と新たに入手した物件情報を提示し、これよりいいところを探してもらいました。

 

西側の希望のエリアに良さそうなところを見つけましたが、1つだけ難があり決めかねていたら他の人に先を越されるという事件もありました。

 

やっと陽の当たる部屋を見つけました

その後徐々にエリアを広げ、10件目にしてやっと「いいな」と思える物件がありました。家賃が少しだけ予算を越えていますが、条件が今よりもずっといい。

不動産会社から「審査が通らないかも……」と脅かされ、数日間ソワソワして過ごしました。

こういうのって心に堪える。やはり自営の友だちが、開業先を決めるまでなかなか審査が通らず眠れぬ夜を過ごしたと話していたのを思い出しました。

 

申し込みから3日であっさりと審査が通りました。

アルバイト先の会社情報を提出していましたが、在籍確認の電話すらなかった。(所属しているのが中小企業だから良かったんだと思うもしアルバイトを辞めちゃっていたら、こうも簡単には通らなかったでしょう。)

最初の2年間のランニングコストを月に均すと、前回は月8万円→今回9万円。

まあまあだと判断しました。

 

通勤は20分短縮できるはず。ものすごーく日当たりが良くなり、部屋が広くなります。うれしい!キッチンも広々で、お料理が楽しくなりそうです。

がんばって家賃を払っていこう!

 

私の物件探しTIPSまとめ

  • 物件探しにおいてフリーランスはサラリーマンよりも圧倒的に不利です。脱サラする予定の方、引っ越しは計画的に行いましょう。
  • 不動産営業はさまざまな「ハッタリ」をかましてきます。初めて物件探しをする場合には、だまされて不本意な契約をしないように情報を仕入れてから臨むのがおすすめです。
  • 家賃が安くても初期費用が高いとトータルでは損をするかもしれません。2年間住むと想定してかかる費用を計算してみましょう。
  • 土日や連休前は物件が動くときです。とりあえず申込金だけ払って後で考えるのもアリだと思う。物件を見に行くときは家賃1か月分の現金を持っていきましょう。
  • 申込金は本契約に至らなければ返金してもらうのが当然です。しっかりと領収書をもらっておきましょう。
  • ローカルな不動産会社はネットに出していない自社だけの物件を持っています。エリアが決まっていれば、そういうところをあたるのもいいかも。

 

次回は『都内ひとり暮らしのあんな物件、こんな物件』をご紹介します。