ここのところ、積ん読記録をさぼっていました。というのも私生活が忙しかったので。
愛書家のえむ(@mnb_yx)さんと暮らすようになって本が爆速で増えています。私が読みたくて彼の家から持ってきた本もあるし、えむさんはヒマさえあれば古本屋巡りをして本を増やしている。私も休日は同行しています。
趣味が重なっている領域は2倍の資金力で買えるので勢いが止まりません。例えば楳図かずお、諸星大二郎など。最近は日本の妖怪に興味を持ち、水木しげるに手を出そうとしています。
上京するときにせっかく全てを捨て、仕事の本だけ持って出てきたのに……。「趣味の本はなるべく借りるか、Kindleで読む」という方針は脆くも崩れました。家庭内で共有してお互いに貸し借りするのに、Kindleでは不便なんです。
しかし、自分一人では到底集める気にならなかった愛蔵版の類いも2人で集めたら早いし、大きい絵で読めるのはやっぱりいいな〜と実感しています。読み終わったものは取捨選択をして棚を磨けば、まいっか!
この記事では現時点で積んでいるものをザックリ記録していきます。
積ん読【2018年7月】
1. 以前から積んでいた本
22冊
2. まんだらけのイベントで購入した同人誌
12冊
3. 古本屋巡りで購入した本
6月購入:古本市にて
- 多重人格探偵サイコ 1〜16巻→読了
- やきもの市楽しみ
- 浮世絵の極み 春画
- 辺境・近境 写真集
- 生物と無生物のあいだ
7月購入:古本市にて
- 谷崎万華鏡
- 大震災発生!公的支援がくるまでの200時間を生き延びる知恵と知識→レファ本
- ルポ 保育格差
- 短歌という爆弾→既読
- 時代を喰った顔
- 鈴木成一装丁を語る。
- 古本屋の女房
7月購入:すうさい堂にて
- 心が雨漏りする日には→既読
- 難波鉦異本 全3巻→読了
- 大日本天狗党絵詞 全4巻
小計13冊
4. 共同購入
- 奇界遺産
- わたしは真悟 全5巻
- 漂流教室 全3巻
- 恐怖 全2巻
- 赤んぼ少女
- 西遊妖猿伝 全10巻
小計22冊
合計69冊
2018年下半期の方針
自分一人ならば、なるべく部屋を広く使いたいため「物は少なく、本も手元に置くのは最小限」という方針でした。ところが、愛書家と暮らし始めたことによって「そんなに本を買いたいなら、出世してそれに見合うだけのスペースを用意してくださいね」と方針転換を余儀なくされた。ライフスタイルががらりと変わりました。
しばらくは趣味が重なっている領域の本を優先して集めていきます。(主にホラー、妖怪、廃墟)
私は最近興味がある浮世絵の展覧会に行きたいし、もっと絵のことを知りたい。あとは平成の終わりにまとめて読んでおきたい(自分にとってメモリアルな)作品がいくつかあって、時間があるときに探して読みたいし、できれば記事にしたい。
どう優先順位をつけて取捨選択するべきか、これから考えます。
二人で行く、古本屋巡り
休日のたびにえむさんにくっついて古本屋をまわるうち、店によって特色があるのを知りました。
すうさい堂
先日「すうさい堂」で買い物しました。
公式ブログ:すうさい堂の頭脳偵察~ふざけてません。
吉祥寺駅にほど近いマンションの一室で休日だけ開かれているお店です。
入口はこんな感じ。怪しいトーテムポールみたいなのがありました。
知るひとぞ知る、隠れ家的なお店でしょうか。私は入ってすぐに中島らもの文庫が集まっている一角を見つけ、ワクワクしました。ここの品揃えはとても私向きだった。
お手製のポップがあったりするのも、いいよね。
『おろち』のパネルの前に鎮座する猫様は、なんと本物でした。お名前は「ねこぢる」から取って「ぢる」ちゃんだそうです。目が覚めるようなグリーンアイズ。
また行きたい。
古本市
高円寺にある古書会館では週末に古本市が開かれており、何度か行きました。
公式情報:https://kosho-chuousenshibu.jimdo.com/
要は、古書組合に加入している書店が共同で出店するフリーマーケットです。値段が安いので、つい財布の紐がゆるんでしまう。古本市に行くと2人して大量に買ってしまいます。
私が行った時は入口で荷物を預かる形式で、手ぶらで見ることができてよかった。巻末に札が挟まっており、値段とどこのお店の商品なのかが表示されています。最後にまとめてお支払いして出る仕組みです。
この本は「さとし書房」から。
西早稲田にあるお店のようです。
私は棚にさしてあるところからめあてのものだけを探し出すのが得意。ここでもえむさんが収集している「本棚」本が揃っているのを見つけて、ドヤりました。今度早稲田の方も行ってみたい。
8月は買うのを控えて、読むぞ〜!!