趣味の洋裁の記事が50件におよび、そろそろ特化ブログを作りたい……と考えるようになったのが2月頃。
3月中旬より、作業を開始した。
リアルタイムのつぶやきはツリーに。
新サイト作り始めた。
— ジョヴァンナ (@GiovyGiovannna) 2021年3月22日
☑️サーバー申し込み
☑️テーマ設定
☑️5記事コピペ
☑️リライト
☑️メニュー、サイドバー表示
☑️プロフ設定
今日はここまで。
1日5記事ずつやっていけば10日で終わるはず!
だれだ、10日で終わるとか言っていた愚か者は……!
[目次]
- 1. まずはサーバー申し込み
- 2. 見た目のデザイン(外観)を整える
- 3. カテゴリーを考える
- 4. パーマリンクは最初に設定すべし
- 5. 手作業で50記事をコピペする
- 6. 記事のリライト、記事内部の変更作業
- 7. よく読まれている記事だけ「302リダイレクト」する
- 8. 外観のカスタマイズ
- 9. 独自ドメイン設定【トラブル発生】
- 10. Google解析とウェブマスターツールを入れる【トラブル発生】
- 11. アフィリエイト設定
- 所感
- 今後の方針
1. まずはサーバー申し込み
すでに他社を利用中。この機会にサーバーも引っ越ししようと考えた。
「ドメインずーっと無料」につられ、ロリポップの10日間無料おためしを申し込みした。
仮のドメインでブログを作り始める。
2. 見た目のデザイン(外観)を整える
デザインを整える作業は楽しくない。最小限の労力に抑えたい。
評判の良い無料テーマ「Cocoon」をダウンロード、子テーマもダウンロード、インストールし、子テーマを有効化する。
「Cocoon設定」で「スキン」をいじると、一括でデザインが着せかえできるので、適当なものを選ぶ。細かいところは後々考えた。
3. カテゴリーを考える
カテゴリーが多すぎると読者を迷わせる。親カテゴリーは5〜6ケぐらいが適当だろう。
親カテゴリー、子カテゴリーを作り、階層化する。最初に「スラッグ」をいじって英語名に書き換えた。
4. パーマリンクは最初に設定すべし
なお、パーマリンクにカテゴリーを入れると、あとからカテゴリーを変更したくなったときにめんどくさいので、カテゴリーは入れない。
パーマリンクは一番最初に設定しておくのが大切だ。私は「投稿名」を選択し、ドメイン+任意の文字列(英語タイトル)で表示することにした。
5. 手作業で50記事をコピペする
50記事くらいなら、手作業でやってもたいしたことはない……と考えた。
- 記事タイトル
- 本文
- カスタムURL
- 投稿日時
をコピペし、ひとまず「非公開」で投稿した。
記事内の画像は「はてなフォトライフ」にリンクされており、引っ越し後も正常に表示されているが、こちらも後で引っ越ししなければならない。
- アフィリエイトリンク
- 過去記事リンク
は全て削除し、後ほど手作業で貼り替えることに……。(めんどくさい)
一度にやろうとすると疲れるので、1日5〜10記事ずつ行った
6. 記事のリライト、記事内部の変更作業
- 手動で入れていた目次は自動生成されるため、削除。
- はてブロだと見出しの階層がH3から始まる→H2からに階層引き上げ(このへんは一括変換ツールがあるらしい)
- アイコンボックスを活用し、記事の情報を更新・追記する。
- 目立たせたいところは白抜きボックスなど。
- ブログカードも「見出し」をいろいろ選べるのが便利だ。
- 写真の貼り替えが一番めんどくさかった。
- 非公開→公開へ
- 公開と同時に、はてなブログの元記事は下書きに戻す。
このへんの作業は意外と時間がかかり、疲れるので1日3〜4記事ずつ行った。
50記事全部をコピペ、リライトするのに17日間かかっている。
7. よく読まれている記事だけ「302リダイレクト」する
はてなにある元記事はほとんど下書きに戻したが、検索流入が多い記事はもったいないので、一時的にリダイレクトした。
「はてなブログ・リダイレクト」で検索して出てくるコードを流用して、記事に貼り付けるだけ。
はてなブログの規約上で他サイトへの誘導は禁じられているため、あくまでも「引っ越しのお知らせ」という体裁を守り、3秒の表示時間を取っている。
また「お知らせ」であるから、十分な告知期間を取った後はページを削除するべきと考えた。
8. 外観のカスタマイズ
- プロフィール作り
- サイドバーを整える(プロフ、検索、人気記事、タグ、カテゴリ)
- モバイル版だとサイドバーは隠れるため、フッターに並べておく。
- Taxonomy Orderを入れて、カテゴリの表示順を指定する。
5〜6の作業と並行しておこなった。
9. 独自ドメイン設定【トラブル発生】
サーバー申し込みから7日後にクーポンコードが発行され、これをもって独自ドメインを取得した。
ムームー&ロリポップは連携がいいのか、比較的即時に反映された。
ただ、独自ドメインを設定した後も、仮ドメインと独自ドメインが両方表示される現象に悩まされた。
ソーイングブログなのにドメインがtonkotsu.ne.jpってカッコ悪……。(ちなみにロリポップは福岡の会社である。)
試行錯誤するうちにダッシュボードにある「WordPressアドレス(URL)」という絶対にいじってはいけない部分を書き換えてしまい、WordPressにログインできなくなるトラブルに見舞われた。
パニックを抑えて、対処方法を検索しまくり、下記の方法で無事解決できた。感謝!
WordPress アドレス (URL)の中のURLを変えるなよ!!・・・と言ったのに。 | ハンノマライフ。
データベースを書き替えたらtonkotsuともおさらばできたのは、ケガの功名である。
10. Google解析とウェブマスターツールを入れる【トラブル発生】
Google解析も、ウェブマスターツールも、以前にサイトを作ったときとやり方が変わっており混乱した。検索で出てくる情報も古いやり方に準拠したものが多く、注意が必要だ。
ネームサーバーをロリポップからムームーに変更する過程でしくじり、サイトが表示されなくなるトラブルが発生。翌朝原因を追及し、ネームサーバーの書き換えをやり直した。その後1〜2時間程度で表示されるようになり、ほっとした。
Google解析は最近バージョンが変わったらしい。他はSimpliticsで一括チェックできるのに、新しいサイトだけ一覧に表示されないので不便である。
私が見たいのは1日の訪問者数、PV、あと読まれているページタイトル、キーワードだけなんだけどな〜。めんどくさ!
11. アフィリエイト設定
アフィリはCocoonおすすめのツールがあるみたいだが、いつものRinkerで。
所感
新サイトはこちら→ソーイング・ジョビー
50記事をコピーして体裁を整えるのに18日もかかった。めんどくさかった。
適宜ツールを使用すれば、もっと時間を節約できただろう。まあ、とにかく終わったよ。
WordPressを選んだ理由
なんでわざわざめんどくさい思いをしてWordPressに移管したかと言えば、読者ユーザビリティのため。WordPressの方がデザインを工夫しやすく、読者に親切だからだ。
例えば、このブログでは「住まい」「引っ越し」「自炊・レシピ」などカテゴリが10以上乱立している。
しかし特化サイトを作れば、1つのジャンルの中でカテゴリを区分けし、親カテゴリ→子カテゴリを設定して適切に記事を分類することができる。(はてブロでも親カテ、子カテの設定はできるらしいが、特別なカスタマイズが必要だ。)
また、カテゴリを横断するキーワードの設定には「タグ」を使用するのが便利だ。はてブロの「タグ」はブログ横断的に使用されて、それはそれで用途があるとは思うが、内部リンクとして機能していないのが残念なところだ。
「アイコンボックス」だとかちょっとした囲み程度でも、はてブロでデザインをいじるのはめんどくさい。
「記事を探しやすい」「記事の内部デザインが見やすい」「PCで見ても、スマホで見てもわかりやすく適切にボタンが配置されている」
このようなデザインにするまで、はてなブログでは複雑なコードを駆使する必要がある。一方、WordPressではカスタマイズ用のページやブロックエディターでちょこちょこ作業するだけで完結する部分が多い。
ブロックエディターには慣れた
クラシックエディターの頃からWordPressを使用しているが、今ではブロックエディターに慣れた。特に、段落の位置を入れ替えたいときに便利だ。
検索順位の変動は
はてブロからWordPressに引っ越して2週間ほどは、はてブロ経由でのアクセスがあった。だが、今や新しいドメインで順位が書き換えられ、流入はなさそうだ。
そのため、全てのリダイレクトを止め、記事を下書きに戻した。
費用
ロリポップ・スタンダードプランの年間使用料は8250円(1年契約)だ。これにドメインが1つ無料で付いてくる。
はてなの有料版は大体これと同等の金額だが……ちょっと高いのでは?
このブログで、過去にはてなドメインで1年有料版を使用したことがある。大きなメリットを感じなかった。むしろ、WordPressでは当たり前の機能(記事一覧表示、記事上下のカスタマイズなど)が制限されていることにより、「無料版では要らぬ不便を強いられている」「有料版で、やっと当たり前の機能が提供される」という感覚だ。喜んで課金したいと思えるようなサービスではなく、安くもない。
広告でうまくいった人が続々とWordPressに移行するのは当然だろう。
今後の方針
当面、このブログは無料版のはてなドメインで運営を続けていく。
新しいブログ『ソーイング・ジョビー』ではいくつか広告を試してみるつもりだ。それで収益が上がればおもしろいし、上がらなければサイトが見づらくなるだけなので広告を外すまでだ。
せっかくいくつもサイトを運営するのだから、ちょっとずつ違ったやり方をして楽しみたいと思う。