2018年夏、引っ越しの準備を始めました。
大量の物品を処分するにあたって現金化できるものはなるべく現金に替え、引っ越し費用の足しにしました。時間だけはたっぷりあったので、少しずつ作業をしていきました。
[目次]
- 1. まず、メルカリしまくった【本、CD、ゲーム】
- 2. 次に、宅配買取を利用した【本、CD、ゲーム】
- 3. 廃品回収業者を探した【家具、家電】
- 4. 初めて「ジモティ」を利用した【家具、家電】
- 5. 住宅地なら「無料ガレージセール」も有効【家具、家電】
- 6. 捨てるしかないものは、粗大ごみに出す【家具】
- 不要品処分の収支
1. まず、メルカリしまくった【本、CD、ゲーム】
出品専用アプリ「カウル」なら、本、CD、ゲームはバーコードを読み取って1枚写真を添えるだけ。数秒で出品できます。金額も自動でつけてくれるので、高値がついたものはじゃんじゃんカウルで出品しました。
この頃便利に使っていた「カウル」というアプリは提供終了となりました。現状ではバーコード出品の機能を使うのが、早くておすすめです。
本やゲームを中心として不要品をじゃんじゃん処分して現金に変えました。忘年会でもらったお酒なども出品したらいい値がつきました。
多いときはコンビニから5〜10点も発送するので、恥ずかしかった。この時期、送料別で大体45,000円くらい稼ぎました。
メルカリ出品のコツ:
- 手間を省くため、本文中に「価格交渉はご遠慮下さい」の一文を入れる。
- 商品の検品は入念に行い、ダメージがある場合は写真と本文の両方で説明する。
- 購入してくれた人には、面倒でも「お買い上げありがとうございました。◯日発送予定です」とメッセする。まめに連絡することによってトラブルを抑止し、「悪い」評価をつけられるのを未然に防ぐ。
- 複数売れたときは、パッケージの表面に商品識別のメモをする。
- クロネコで複数発送するときはセブンイレブンがおすすめ。レジで1件ずつバーコードを読み取るので、商品を取りちがえるリスクが低い。伝票もレジから数枚発行するだけで他社よりスピーディ。
- 厚み2.5cmまで:クロネコのネコポス、厚み3cmまで:ゆうパケット175円 、厚み5cmまで:クロネコの宅急便コンパクトが便利
2. 次に、宅配買取を利用した【本、CD、ゲーム】
安いもの、300円でも売れなさそうな本やCDは「宅配買取」を利用することにしました。買取王子なら点数問わず「送料無料」で引き取ってもらえます。(2018年8月)
彼が古いゲームを大量に所持しており、セガサターン、ドリームキャストなどレトロゲームは専門店の高価買取を利用しました。買取金額は26,500円にものぼりました。
この件は、下記の記事で詳しく紹介しました。
3. 廃品回収業者を探した【家具、家電】
大物の収納家具はリストアップして回収業者に電話で問い合わせしました。
「その物量ですと、1.5t車でもギリギリ乗るか乗らないか。あとは予算によります」と言われました。
軽トラなら金額は2万円程度、1.5t車では4万円。優先順位をつけるように言われましたが、われわれとしては予算オーバーでした。
結局ほとんどのものを自分たちでせっせと粗大ごみに出して、節約しました。12,800円〜
ボロボロになるまで使った家電は「1万円で積み放題」というところを見つけましたが、玄関までは自力で運ばなければならないのがネックでやめました。(収納家具より家電の方が重いです。)
結局、引っ越し業者に追加料金を支払って引き取ってもらうことにしました。自分たちで運ばなくていいのでラクでした。12,000円〜
4. 初めて「ジモティ」を利用した【家具、家電】
おそるおそる「ジモティ」に登録して使ってみました。「メルカリ」に慣れている人はほぼ同じ感じで、使いやすいです。
われわれはジモティで手っ取り早く5〜6点の家具を処分しました。1ケずつメッセージをやり取りするのは面倒ですが、いくつかまとめて持って行ってくれる方がいて助かりました。
売れそうなものだけ1,000円の値段をつけ、その他は0円で持って行ってもらいました。
ざっくりした取引の流れ
- スマホで写真を撮り、寸法と状態を記載して出品する。
- この場合は「◯日までにお引き取りしてくださる方にお譲りします。場所は〜〜のコンビニ希望です」などと申し添える。
- どうでもいいものは「0円」で出す。(出品後に金額を上げるのは禁止されている。)
- メッセージをくれた人と打ち合わせして、「受け渡し予定者」を選ぶ。
- 家の近所で場所を指定して待ち合わせをする。道路混雑もありえるので、余裕をもってスケジュールを決めたほうがいい。
- 当日品物と引き換えに代金をいただく。
ジモティ取引のコツ
- 「タダならなんでも欲しい」という人は大勢いる。おなじジャンルのものはまとめて出品し、まとめて引き取ってもらうといい。
- なるべく車で来てくれて1人でまとめて回収してもらえる人と取引するとラク。
- 他県からやってくる、業者らしき人もいる。似たジャンルのものは「これもついでにどうですか?」と持ちかけて引き取ってもらう。
- 「悪い」評価がついている人は要注意。ドタキャンなどもあり得る。受け答えが丁寧な人、「悪い」評価がない人を選んだ方が無難。
- 住所がばれたくない場合には、近所のコンビニなどで待ち合わせるのがよい。業者でもない限りお互いにその方が安心。
5. 住宅地なら「無料ガレージセール」も有効【家具、家電】
以前世田谷区に住む知人の引っ越しを手伝いに行ったことがあります。
休日晴れた日に「ご自由にお持ちください」と貼り紙して敷地内に不要品を並べておいたら、驚くほど多くのものが処分できました。
使い古しの布団すら持っていく人がいます。(介護や、老犬介護などの用途があり得る。)プラスチックの衣装ケースなどは6つもあったのに、台車で持ち去る人がいて一瞬にしてなくなりました。特に、収納家具は大人気。壊れていない限り、お金を払って処分する必要はありません。
われわれも一部の物品はこの方法で処分しました。
不法投棄にならないように、だれも持っていかないものは折を見て引っ込めました。
6. 捨てるしかないものは、粗大ごみに出す【家具】
ダメージがひどいものは無理にリサイクルしないで捨てました。
23区内では30cm超〜2mまでが粗大ごみとして出せます。(2mを超えるものは回収不可、持ち込み処分可能)
2〜3回に分けて予約し、前日に彼の部屋まで行ってごみ出ししました。
粗大ゴミすら持って行っちゃう人はいて、ちょっと悔しい気持ちになります。こっちはお金払ってるんだからシールは置いていってくれないか。
不要品処分の収支
収支は下記の通りです。
差し引き収益:50,400円
充分引っ越し代の足しになりました。準備時間が充分ある場合にはこんな方法もお勧めです。引っ越しは計画的に!
(2019年2月更新)