2015年の秋、ハウスダウトアレルギーにやられてひどい目に遭いました。
その後アレルギーがどのように収束したかをまとめなければ……と思っているうちに、季節はめぐり。季節外れだけど、次のシーズンが来る前にここにまとめておきます。
【目次】
私のアレルギー歴
- 花粉症: あまりひどくない。すこし目がかゆくなる。
- アトピー性皮膚炎: コドモの頃あり。おとなになってからは軽くなった。
- 接触性皮膚炎: 右手首に金属、革が触れると、あとでかゆくなる。
- 慢性鼻炎: 鼻の構造に問題があり、つねに。手術を受けたくないので放置している。温度差によって血管拡張して鼻水が出る。
過去に何度かいろんなアレルギーが同時多発的に起こったことがありました。これをアレルギーマーチと言います。
そもそもの原因は、仕事のストレス
2015年秋はひどかった。原因は仕事のストレスです。仕事はモーレツに忙しいのにボスからは毎日「売り上げが足りない」と責められ……。ある晩は死ぬかと思うぐらい咳き込んで、明け方まで寝られませんでした。
どうもウールの毛布が埃を吸っていたらしい。それでも、自分が元気ならハウスダストごときに反応しません。諸悪の根源はストレスです!
アレルギーのしくみ
アレルギーとは「免疫の過剰によって起こる炎症反応」です。
「免疫」は本来、体に入った病原菌やウィルスをやっつけて健康を保つために機能するもの。これが何かのきっかけで暴走すると「花粉」だとか「ホコリ」にまで反応して、体外に出すため炎症を起こします。「咳」だったり「クシャミ、鼻水」だったり、出方はいろいろ。病原菌が入ったときと同じくいろいろの炎症反応が起こるので、本人にしてみればずーっと風邪引いてるのと同じ。つらい。
ハウスダストアレルギーに何が効いたか【まとめ】
1.予防に効果ありと思われるもの
- 使わない寝具には埃よけのカバーをする。
- 粘膜が乾くとダメージを受けやすいため、部屋を加湿する。
- 皮膚の保湿。皮膚が乾いていると、ちょっとしたことで傷がつきやすく刺激に過敏になる。
- 発酵食品をよく食べ、便秘しない生活を心がける。(免疫が正常に働くには腸内細菌の役割が大きい。)
2.アレルギー発症後、症状を抑える効果があったもの
- クイックルのハウスダスト除去スプレー: 枕元や布団に噴霧するとハウスダストが舞い上がるのを抑えてくれる。「こんなの効かない」って偏見を持っていたけど、実際、これが一番効いた。即効性あって、同じアレルギー持ちの友人にも毎回勧めている。
- 全身のマッサージを受けてリラックス。:自律神経を整えると、免疫異常を緩和する。
3.症状を緩和する働きがあったもの
- バラ科の甜茶を煮出して飲む。:沸騰したら弱火にしてティーバックを入れ、5分間煮出して取り除く。ティーバックを入れっぱなしにするとエグみが出るので注意。味はルイボスティーに似ている。紅茶の仲間。
- ラベンダーオイルを喉に塗る。:ラベンダーには消炎鎮痛作用がある。私のお気に入りはヴェレダ。ラベンダーのイメージを一新するぐらいいい香りで、出会ったその日からラベンダーが大好きになった。
4.やってはいけないこと
- 肉食・甘いもの・炭水化物のドカ食い。:腸内細菌のバランスを良くするためには食生活が大事。アレルギーがひどいときは大体便秘している。
- 安い布団クリーナー:安物を買ったらかえって埃が立ってしまい、夜中に咳が止まらなくて死にそうになりました。
- どうしようもないモラハラ上司の下で働くこと。
体が悲鳴をあげたときは、休養が一番
ストレスがなく健康的な生活を送っていたら、ハウスダストごときに反応するはずがない。しかし、ジワジワと日々ストレスが積み重なって「まだ耐えられる」と理性では考えたとしても、体のほうが耐えられず悲鳴をあげました。
アレルギーなんかはまだマシな方で、一定のラインを越えたところでうつになるかもしれないし、過敏性腸症候群とか、帯状疱疹とか、ストレスと関係が深い病気はいろいろありますよね。
あまりひどいことにならないうちに、心身を休ませるか、異動、転職なども視野に入れて環境を変えるなりした方がいいと経験から言えます。
2018/11/15更新
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とにかくハウスダスト除去スプレーが効いた!