なにか新しいこと日記

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「いつも指名していたセラピストが辞めたとき」問題

1年ほど通っていたマッサージ店のセラピストが辞めてしまいました。「今度はどちらですか?」と訊いてはみたけど、教えてもらえなかった。残念。

新人に当たってしまった

次に行ったとき、指名なしでお願いしたら新人が出てきました。下手な人に首を揉まれるとおかしくなりやすいので、「全体的に」と注文して無難にやってもらおうとしたら、60分間背中〜腰だけほぐして終わってしまった。

疲れていたので半分寝ながらぼーっとしていたのだけれど、首肩に全く触らずに「はい、今日は以上です」と言われてビックリしました。

えっ、もう終わり!? 「全体的」と言ったのに背中しかやらないって、時間配分どうなってるの!?と心でツッコミつつ、まぁ、だれしも新人時代はあるものだし……ド下手っていうほどではないから、許せる範囲か。もっとバリエーション豊かに施術できるようにがんばってくれ。私はしばらく来ない!!と思いながら、しれーっと帰りました。

そうしたら次の日、首が寝違えたみたいに痛くなってしまった。揉みほぐしに行ったのに翌日痛くなるって、これは……!!(思うに、めちゃめちゃ首肩が凝っているのに、背中だけグイグイほぐされたから、かえって首がおかしくなったのではないか。)

謎の電話

1週間後、お店から電話がかかってきました。→仕事中で出られず。

次の週も電話が。→同じく出られず。

(何の用だろうか。まさか新人のくせに「また来てください」とか言い出すつもりじゃないでしょうね、図々しいな)と思った。

数日経って、肩こりがしんどくなってきたので電話してみました。

「あのー、何度かお電話いただいていたようなんですが……」

お店の人「ああ〇〇様、お電話ありがとうございます。いつもSで指名をいただいておりまして、Sが退職した後、前回は別のものが担当させていただき、いかがだったかなーと思いお電話させていただきました」

「それが、前回やっていただいた後、あまり調子よくなかったんですよ……」

お店の人「そうでしたか、申し訳ありません。実は、あの者は当店のレベルに達していないということで辞めてもらいました。前回ご来店の日、私もいなかったもので、気になっておりまして……」

「前からいらっしゃる先生にやっていただけるのでしたら、今日、お願いしたいんですが」

お店の人「今日でしたら、私が対応させていただきます」

じゃあ、ということで行ってきました。

プロフェッショナルの対応

たぶん店長なのかもしれない。わりといつもいる男性の先生で、1回受けたことがあってちょっとクセがあるものの上手でした。いつも指名のお客さんばっかりで予約が混んでいるタイプの先生。

(私は指圧に近い、ソフトな施術が好みなので、この先生のスタイルはすごく好きではないけど、上手だなと感じる)

 

「首肩が凝りすぎて頭が痛いんです」と説明したら、最初に手を触れたところが、背中のものすごく凝っているスジで「まさにそこ!」という位置。さすが、ベテランのセラピストは安心して受けられます。

強弱や、自分のスタイルについて「このやり方で行なっていってよろしいですか?」など細かい確認もあり、合わないスタイルを押しつけてくるようなこともありません。

お名前を聞いたので、次回からこの先生を指名することにします。

所感

実は「新人に当たるのいやだから、よそへ行こうかな〜」と考えていたところでした。K先生からの電話がなかったら、そうしてたかも。

電話する前は「こっちは用ないんだから何度も電話しないでよ」とムカッとしていましたが、K先生の優しい声でジェントルに対応していただいたら一遍に気分が治って、嫌な気持ちがなくなりました。

クレームをチャンスに変えるって、こういうことを言うんだな〜。こういう対応はなかなかできないと思った。感心しました。

 

結論: いつもお願いしていたセラピストが辞めるときは「同じぐらい上手な先生は誰ですか?」って、こっそり聞いておくのがいいと思う。それで指名して、合わなかったらしょうがない。店を変えるしかない。

新人とベテランで、本来料金を変えるべきだと思うけど、そんなことやっているお店は見たことがありません。(もしかすると、高級店はやってるのかも)新人は500〜1,000円引いてくれたら、まあ許せる。でも普通は同じ料金取られるから、下手なのに当たると「もう行かない」ってなるよねー。指名料とか技術料はしっかり割増徴収して、セラピストが気持ちよく働ける環境を整備してもらいたいと願っています。