ホリエモンの本を読んで、ピロリ菌の検査をした

2016年に刊行された『むだ死にしない技術』堀江貴文・著を読みました。 

むだ死にしない技術

むだ死にしない技術

 

この本で言うところの「むだ死にしない」とは非常に強い言い方ですが、要するに「病気にならないように予防しましょう」ということです。堀江さんは、2015年に「予防医療普及委員会」を立ち上げたそうです。(現・一般社団法人予防医療普及協会。) 

本の要点は、

  • 高齢になってから健康に関心を持つのではなく、30〜40代のうちから予防に努めよう。
  • 日本人のがんのうち、25パーセントは感染症に由来する。肝炎ウィルス、ピロリ菌、ヒトパピローマウィルスなど、まず感染症を予防しよう。
  • 日本人の成人のうち、8割が歯周病を放置している。歯周病菌が全身に行き渡れば、他の疾病を引き起こすことになる。歯周病を予防しよう。
  • 視力矯正手術でQOLを上げよう。

など。

私は、視力矯正手術だけはリスクに比べて引き合わないと考えますが、それ以外は参考になる点が多かったです。

特に「胃がんのうち99パーセントはピロリ菌が原因」と書いてあったのには驚きました。
この根拠となる論文は2つあって、予防医療普及協会のホームページに詳しく解説されています。興味がある方は読んでみてください。

「胃がんの原因は99%ピロリ菌」という表現について| 予防医療普及協会

 

私の父は以前ピロリ菌が見つかって、除菌しました。数週間にわたり抗生剤を飲んだり何度も通院して大変そうでした。その父から「一度調べた方がいい」と勧められたのですが、億劫でそのままになっていました。
しかし「胃がんのうち99パーセント」と聞いてしまっては、見過ごせません。早速調べてみることにしました。

[目次]

ピロリ菌の検査方法

1. 医療機関で調べる

消化器の症状があって、医師がピロリ菌の感染を疑う場合には、健康保険で検査することができる。内視鏡胃カメラ)を受けて診断された後は、保険を使って除菌の治療が受けられる。

一方、特に症状がない場合には自費にて検査することになる。(ピロリ菌に感染していた場合は、潰瘍などがなくても健康保険で治療できることになっている。)

2. 自治体や会社の「ABCリスク検診」で調べる

一部の自治体や、会社の健康診断、人間ドックでは「ABCリスク検診」という名称で、採血による検査をおこなっている。通常の検診にオプションでつけられることが多く、費用は無料〜3,000円程度。

3. 郵送の検査キットを使って調べる

尿、血液、便を指定の容器に採って検査会社に送る方法。費用は4,000〜5,000円程度。

 

参考:『むだ死にしない技術』 堀江貴文・著

どの検査方法が信頼できるのか?

ざっと調べた限りでは、ピロリ菌検査について、胃カメラの検査、尿検査、便検査、呼気試験のいずれの方法も、感度・特異度共90パーセント以上あり、信頼できるということでした。(臨床検査を専門に行なっている機関のサイトを参照しました。)

参考シー・アール・シー|ヘリコバクター・ピロリ検査法の感度と特異度を教えてください。

郵送の検査キットを使って調べてみた

医療機関胃カメラを受ければ一発で診断を受け、そのまま治療できるという利点はあるものの「自費で胃カメラを受けるのは金銭負担が大きい」「胃カメラが怖い」などの理由で、私はまずは検査キットを使用して調べてみることにしました。

予防医療普及協会のキャンペーンサイトを見たところ、簡易検査キット(税込、送料込み)で3,980円。「こんなもんか」と思い、ここで検査キットを購入しました。

YOBO胃がん | 胃がん

会員登録をして、住所・氏名・クレジットカード情報などを登録します。その上で注文すると、簡単に購入することができました。

ピロリ菌 尿検査キット

ピロリ菌 尿検査キット


 こんな感じで、検査キットは郵便で届きます。

中に入っているのは尿検査のための紙コップ・ボトル・ジップ袋です。(到着後90日以内に尿を採集して送るように書かれている。)

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説明書に従って尿を取り、記入済みの「検査申込書」と共に返信用封筒に入れてポストに投函しました。

このときに「検査申込書」の下半分にある「お客様控え」は切り取って、手元で保管しておきます。(検査結果は、ユーザーコードと電話番号によってインターネットで照会することになっています。)

検査結果

検体を送って、次の週末にサイトにアクセスして調べてみました。陰性でした。

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どんな検査でも100パーセントとは言いきれませんが、おおむね信用できるはずです。

今後何か症状が出たとき、もしくは胃カメラをやってみようと思ったときに、改めて調べてもらうことにします。

もし、陽性だったら……

改めて医療機関に行って、除菌することになります。

自分のためだけでなく、身近な人を感染から守るためにも、除菌は有効です。

治療方法

  1. 1次除菌で、抗生剤を2種類と、胃酸を抑える薬1種類を1週間服用。
  2. 2か月後に呼気試験や便検査で確認する。
  3. 1次で除菌できなかった場合は2次除菌で98パーセント除菌できるとのこと。
  4. ここまでやっても胃がんの予防効果は100パーセントではないため、この後も定期的に内視鏡検査が必要となる。

まとめ

  • 胃がんの原因として、ピロリ菌が関わっている割合は99パーセント。
  • ピロリ菌がいるかどうか、心配な人は調べてみるべきです。
  • 除菌した後も、胃がんの予防効果は100パーセントではないので、定期的に検査に行きましょう。ピロリ菌がいなかった人も同じく。

アマゾンでも似たような郵送の検査キット取り扱いありました。これもまあまあ安い!