2018年11月に引っ越ししました。都内を東から西へと。
入居の審査が通ってから3週間での引っ越し。週休1日で普通に仕事しながら準備して、後半はゼーゼー言ってました。もう二度とこんなことはしません。移動日+準備日で最低3日は休まないと体力的に無理だった……。
次回のための備忘録を兼ねて、主な手配関係をまとめておきます。
[目次]
- 1.引っ越し業者の手配
- 2.当日の宿泊先確保
- 3.梱包資材の購入
- 4.ベッドの分解準備
- 5.採寸
- 6.カーテンの注文
- 7.照明の手配
- 8.不用品の処分(特に粗大ゴミ)
- 9.退去手続き
- 10.通勤定期の払い戻し
- 11.インターネットの移転連絡
- 12.水道光熱費の移転
- 13.郵便物の転送・宅急便の転送届
- 14.役所関係
1.引っ越し業者の手配
前回同様ヤマト運輸に頼みました。荷物が少ない人のための「単身引っ越し」専用のプランです。
一気に、新生活!単身引越ならクロネコヤマト。|ヤマトホームコンビニエンス
日通も検討しましたが、2週間前で既に希望の日時が取れなかったので断念しました。
クロネコの単身引っ越しは、カートに一切合財積み込んで混載で運ぶのが特徴です。トラックを仕立てて単独で運ぶ場合は「当日着」が普通だと思いますが、混載便の場合には一旦拠点に持ち帰ってカートの積み替えを行い「翌日以降着」のプランとなります。
170cmを超える大型の荷物は運べません。また自転車も運べません。
今回の費用は「単身引っ越し」に加え、「家財便」でベッド・マットレスを運んで約6万円支払いました。詳細は別記事に。
2.当日の宿泊先確保
「単身引っ越し」の場合は当日荷物が着かないので、寝場所をどうするのか考えておく必要があります。私は実家が近いので帰省しました。
同時に実家に預けたスペアキーを1本回収しました。元の鍵は3本揃えて管理会社に送りました。
3.梱包資材の購入
ダンボール20枚、布ガムテ、養生テープ、梱包材は自前で調達しました。Amazonで約5千円。
中身を記載するための油性マジック、筆ペンなどもあると便利です。あとカッターナイフは必須!
4.ベッドの分解準備
ヤマトの家財便を頼もうとしたら「IKEAのベッドは分解していただかない限り、運べません」と断られました。
これが大変な事業だった。詳細は別記事に書きました。
事前にIKEAの店舗に出向いて破損しそうな部品に関しては無料で入手しておきました。同時に電動のドライバーを購入しました。これには「リバース」ボタンがあって、ネジを外す時にも一応使えます。
- 分解に要した時間:90分(女一人でも充分可能でした。)
- 再組み立てに要した時間:4時間(うち、部品破損などのトラブル対応に1時間)
- 必要な工具:ドライバー、マイナスドライバー、六角レンチ
ちなみに大型家具の底面には「カグスベール」を貼っておくと、床を滑らせてラクに動かせるので位置替えが捗ります。
5.採寸
事前に採寸に行ったものの、結局カーテンだの収納家具など引っ越し前に準備している余裕はなかったので「別に行かなくて良かったな」って思いました。内見時に測っておくべきですよね、ドアの間口・収納・部屋のサイズ・カーテンサイズなど。
なぜ、内見時にメジャーを持って行かなかったのか。それは、その日そんな予定ではなかったから……。 別の物件の申し込みに行ったら「えっ」ということがあって、一から探し直すはめになった話はこちらに書きました。初心者をイラっとさせる不動産会社の手口をあれこれ紹介しています。
6.カーテンの注文
理想は引っ越し前に用意しておくべきです。
ですが、今回間に合わなかったので、前の家のカーテンを持って来てそのまま吊るしています。寸足らずであるが、しばらくこれで間に合わせる。カーテンで部屋の雰囲気が全然違います。落ち着いてから良いものを買いたい。
7.照明の手配
これも忘れていたわけじゃないんだけど、手配が間に合わず、ベッドの組み立て時に暗闇で作業をするという憂き目を見ました。
結局考えるのが面倒になってAmazonのベストセラー商品をポチりました。プラスチック製で軽くて簡単に取り付けられました。
8.不用品の処分(特に粗大ゴミ)
調子の悪い空気清浄機・自転車・アイロン・クリーナーは捨てました。
30cm以内のものは「不燃ごみ」それ以上は「粗大ごみ」です。
自転車の輸送はなかなかに面倒なので、高価なバイクでなければ処分して新しく買った方が安いかもしれません。
9.退去手続き
解約の連絡
前のマンションが退去時は1か月前に連絡する規定でした。
10月末に解約の連絡をして、2週間で次の部屋を決めましたが、結局すぐに新居の家賃が課されるので数日分は家賃を二重に支払うことになりました。数日なら、まあいい方でしょう。
退去時の精算
退去時のクリーニング費用3万円。
それに加えて、自己の過失によりフローリングにちょっとした凹みができてしまい、業者から「張り替え費用として28,000円を請求させていただきます」と連絡が来た日は修羅場でした。税込みで総額6万円。
「敷金0円物件」の落とし穴よ……。
同じ過ちを繰り返さぬよう、ホルスタインおじさんの記事を熟読したい。
賃貸物件の契約書にサインする前に必ず確認しておきたい事 - 教えて!ホルスタインおじさん!
鍵の返却
部屋の鍵は3本揃えて管理会社へ郵送しました。
10.通勤定期の払い戻し
6か月の通勤定期を中途で解約することになりました。なにしろ、引っ越しを思いついてから実行するまでが早かった。ちょうど2か月残したところで解約するつもりでしたが、Suica定期券を使って最寄駅に到着する時刻には「みどりの窓口」が閉まっていたんですよね。改札で事情を話したところ「本日付けで解約とするための証明書を発行します。明日以降はこの定期は使用しないでください」と言われました。
後日「みどりの窓口」が開いている時間に、定期券・証明書・購入時のクレジットカードを合わせて持参し、返金の手続きをしてもらいました。
11.インターネットの移転連絡
フレッツ光について、別記事にて紹介しました。
12.水道光熱費の移転
『引越れんらく帳』というサイトを経由すれば、めんどくさい個人情報の入力・本人確認が一発で済みます。ただし各社共「お客様番号」が必要となるため、お手元に公共料金の利用料金票を準備してから始めてください。
東京電力のサービス:引越し 手続き&公共料金の住所変更サービス | 引越れんらく帳
水道・電気については立会いの作業はありませんでしたが、ガス会社だけは退去・入居共に立会いが必要です。
13.郵便物の転送・宅急便の転送届
日本郵便
「e転居」というページからオンラインで手続きできます。反映まで3〜7日程度かかるとのこと。
ヤマト運輸
こちらのページから手続き可能です。
前の住人宛の郵便
新居の郵便受けを開けたら前の住人宛の郵便物が何通か入っていました。輪ゴムで止めて「この方は転居しました」とメモをつけ郵便局へ戻しました。他人の郵便物を勝手に捨てるのはマズイです。業者毎に連絡しましょう。
14.役所関係
市役所(転出元・転入先それぞれ)
窓口で「マイナンバーカードはお持ちですか?」と問われてキョトンとしてしまいました。あ、これって、そのためのものだったんでしたね……。交付された時に暗証番号を控えた紙、どこへやったんだっけな。
税務署
私は税金を自分で申告・納税しているため、移転の手続きが必要でした。該当する方はこちらの記事をご覧ください。
警察署
転入先で運転免許の住所変更をする。
(2018年9月26日加筆修正)