ジョヴァンナです、こんにちは。
本日の話題は、上野で開催中の「バベル展」のレポです。なかなか書けなくて2週間も寝かせちゃったけど、早くこのネタを書きたかった!
今回会場に足を運ぶにあたり参考にさせていただいた情報はこちら、茶箱さんのブログです。
会期中、東京都美術館の近くの東京藝術大学ではレプリカとプロジェクションマッピングを展示していること、こちらのブログで知りました。情報ありがとうございました。
[目次]
- ブリューゲルの『バベルの塔』ってどんな塔?
- 『バベルの塔』展の様子
- バベルの塔の断面図が見られる
- 東京藝術大学の展示《Study of BABEL》に感激しました
- 立体化された『バベルの塔』
- 夜のバベル
- クローン文化財
- まとめ
- 『バベルの塔』展 開催情報
- 《Study of BABEL》 開催情報
- 参考図書『芸術新潮』2017年5月号
- part1 ブリューゲルの二つの『バベルの塔』にズームイン
- part2 大友克洋、ブリューゲルに挑む
- part3 ブリューゲル以前、ブリューゲル以後《バベルの塔》大集合
ブリューゲルの『バベルの塔』ってどんな塔?
旧約聖書に登場するバベルの塔の物語。私の中ではなんとなーく、ドラゴンクエスト5に出てくる「ボブルの塔」のイメージで思い描いておりました。
円錐の頂上をナイフで削いだような形の、巨大な塔です。
このような形でバベルの塔をどどーんと主題に据え、パノラマで描いたのがネーデルラントの画家ブリューゲルです。
塔の高さは10階建て。描かれた人の身長を170cmと仮定すると約500m、台湾にある台北101くらいの高さと計算されています。『芸術新潮』2017年5月号(新潮社)p32より
【公式】 ブリューゲル「バベルの塔」展 より『バベルの塔』
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