今年のゴールデンウィークは飛び石だった。私も平日、3日間出勤した。
前後にズラして旅行に行くためにそうしたのだが、6日の休みのうち、半分休養して、半分は雑事で終わってしまった。この時期、雑用が多すぎる。
来年からは恒例行事のリストを作って、効率化したい。
この記事では、私がゴールデンウィークにやったことを記録する。
4月28日日曜日
炭酸メーカーを比較してドリンクメイトを注文した。
元々ソーダストリームを導入するつもりだったが、調べてみたら製造元がイスラエルの会社だとわかり(悪質なことに、日本版のサイト、本社のサイト共、本社の所在地についてはっきり書いていない)ソーダストリームはやめて、アメリカの会社(ドリンクメイト)を選んだ。今の国際情勢で定期的にカートリッジを買ってイスラエルに送金することはしたくない。
続いて、冬布団のクリーニングをどこに発注するか比較検討した。年間でのコストを計算すると、保管場所が大問題になる。
安物の布団はどうでもいいが、5万円以上の羽毛布団はなるべく圧縮したくないので知恵を絞って考えた。
クリーニングは専門の会社に頼んで、クローゼットの上段に入っている荷物を「宅配型トランクルームサービス」に預け、空いた場所に布団を入れるのが一番安くなりそうだ。(荷物を出し入れするときに費用がかかるので、預けっぱなしにしたほうがコストが安い)
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加湿器を掃除して物入れにしまい、洗濯槽の掃除、メルカリ出品。
不用品の時計をカメラのキタムラに査定依頼した。
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4月29日(昭和の日)
この日は実家に帰るつもりで特急券を予約していたが、両親が風邪を引いたと聞いて、やめにした。名古屋旅行から帰った後、黄砂の中で数時間草むしりをしたらしく、65歳と70歳で無茶するな〜と思った。
キタムラから査定結果が返ってきて、ほとんど値が付かない(シチズンが2000円、ポールスミスが0円)とわかったので、開き直ってメルカリに出したら即売れた。こういうのを買ってくれるのは趣味でジャンク品を買い集め、修理して小遣い稼ぎしている若いサラリーマンとかそんな感じの人だ。
図書室がだいぶ片付いてきたので、石膏ボードにフックを掛け、パートナー、えむさんのコレクション(伊藤潤二先生の複製原画)を飾った。絵画を飾れるくらいになると、いよいよ気分も上がって、もっと手を加えたくなる。
その他、屋外用のブラックキャップを設置したり、コートをクリーニングに出したり、この時期の恒例行事を粛々とこなした。
夜はえむさんと評判が良かった『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を観た。これって原作の設定を守りつつ、大人の鑑賞に耐えるものを作ったらこうなったんだろう。全体的によくできているけど、本来はこども向けの作品のはずなのに、こどもを苦しめるような残酷な設定があるのはいただけない……。こどもには見せたくない胸糞映画、というのが私の評価だ。(ちなみにレーティングはPG12=小学生以下のお子様には保護者の助言・指導が必要)
5月2日
仕事は午前中で終わり。天気もよく涼しかったのでえむさんと西荻までレコードハンティングに出かけた。
シェア音楽棚tentが店主の体調不良のため5月末に閉店することが決まり、急いでお気に入りの棚をチェックした。ここって棚を貸して手数料を取る委託販売の形式で、安く掘り出し物が買えるから良かったんだよね。(といっても私は買わないんだけど)
今回は若き日の工藤静香を中心にしたおニャン子3人のグループ『後ろ髪引かれ隊』をまとめて購入した。
私は今野書店で新刊を2冊買った。
布団の輸送キットが届いたので、梱包して、西濃運輸に集荷依頼した。
やっぱり梱包がデカい。往復の送料だけで3,000円以上かかりそうだ。ここに頼んで良かったな……。なるべく圧縮したくないから、その分、料金上乗せしてやってくれるところを探したのだ。
ドリンクメイトが早速届き、えむさんが喜んで飲んでいた。私はLボトルにワンショットで十分だが、強炭酸を求めるえむさんはSボトルにワンショット+短いショットを数回追加して、顔に当たるぐらいのバチバチの炭酸がいいと言っていた。
5月3日(憲法記念日)
近所に買い物に行き、ついでにモスバーガーで『新とびきりベーコン&チーズ』を食べた。焼鳥とか居酒屋、レストランは混んでいたが、モスバーガーはなぜか空いていた。
平日は仕事の都合で外食が多いが、休日はほとんどしないので、炊事の負担が重い。この連休も買い出し・炊事・後片付けをするだけで大幅に時間を取られた。(混んでる店・狭い店はきらい、宅配もイヤ。ミールキットや冷凍弁当はことごとくまずい。2人して、かくの如くわがままだから仕方がない)この問題は早急になんとかしないといけない……。
5月4日(みどりの日)
えむさんの外出中に『ウォーキング・デッド』を1話観た。このドラマは長年の間にコツコツ観ていてあと何話か観たら終わる。そうしたらNetflixは一旦解約するつもりなんだけど……たぶんすぐにU-NEXTを契約して、スピンオフシリーズを見始めてしまうかも。
夕食後の読書タイムに『本で床は抜けるのか』を読んだら、にわかに心配になり、転倒防止ポールを注文した。わが家は背の高い書棚を6棹も並べているが、一度にやろうとせず月に1〜2棹ずつ設置すれば負担は軽いと気づいた。(気づくのが遅い!)
今年こそは「図書室にソファを入れたいね」という話になり、オンラインのシミュレーションを試した。去年の名古屋旅行で泊まったランプライトブックスホテルのセットをえむさんがいたく気に入っていて、あの環境を再現したいのだが、うまくできるかな〜。
アラン・ムーアのコミックを注文した。諸星大二郎の『暗黒神話』愛蔵版を買っていなかったのを思い出し、注文しようとしたら在庫切れ。高い本ほどすぐ買わないとダメなのだ。出版から数年で在庫切れしてバカほど高騰する。
気を取り直して、ますむらひろしの『銀河鉄道』後半2冊を注文した。こっちはセーフだった。
5月5日(こどもの日)
いつもなら2時には就寝するのにえむさんに付き合って寝るのがだんだん遅くなり、4〜5時就寝になっている。毎回連休のたびにこうなってしまい、しんどい。
夕方、ブログ記事を2記事書き上げ、更新、予約投稿した。
5月6日(振替休日)
テーブルの上を片付け、えむさんの伊藤潤二コレクション撮影大会をした。
現在、世田谷文学館にて展覧会を開催中の伊藤潤二先生は、数年前に会社を立ち上げ、自らIP(知的財産)を管理することにしたらしい。さかんにグッズを発売するようになり、えむさんも大量のフィギュアを買って売上に貢献している。
伊藤潤二展 誘惑 JUNJI ITO EXHIBITION ENCHANTMENT
元々同居する前から「人の型をしたものは自宅に飾らない」と約束をしているので、これらは話し合いの上、倉庫に送ることになった。
パッケージ、単体の写真、シリーズごとに並べた不気味な写真。
流れ作業で箱から出して私がえむさんのカメラで撮影し、また箱に入れてパッキングした。(所要2時間)
すでに倉庫に預け入れした荷物に関しても中身をオンラインでチェックして、今後どうするか話し合った。
深夜、えむさんと『ジョーカー』を観た。
今の世相を反映してよくできているけど、本来のジョーカー像とは違う。いわゆる「弱者男性」をモチーフにしている。ロバート・デニーロの出世作『タクシー・ドライバー』の影響を強く感じた。メインキャストにデニーロを起用したのも意図的だろう。公開してから時間が経っているから、あらすじも大体知っているし、全てが予定調和という感じで驚きがなかった。これは、もっと早く観るべきだったな。
終わりに
連休中に一度もソーイングができなかったのは不満だが、こうして書き出してみると、大量の雑務をこなしたのだからしょーがない。
- 冬布団クリーニング
- コート、マフラーのクリーニング
- 加湿器の掃除、収納(3台)
- ブラックキャップの設置(屋内・屋外)
- 寝室カーテンの洗濯
- 座布団の洗濯、交換(4枚)
- メルカリ(一年のうちで一番売れる)
恒例行事だけでも、これだけある。
来年は一続きで長めに休んで、効率よく雑用をこなし、趣味の時間も楽しめるようにしたい。