編み物マンガ『ニッターズハイ!』がおもしろくて何度も読むうちに自分でもやってみたくなった。
簡単そうなかぎ針から始めて、現在は棒針を練習中だ。
この記事では、ここ1か月の進捗をレポートする。
- かぎ編みの基礎練習
- 作品その1:かぎ編みの帽子(細編み)
- 棒針の基礎練習
- 作品その2:輪針で編むネックウォーマー(メリヤス編み)
- そもそも、初心者は何号の針を使うべきか?
- 編み物の楽しさ
- 使用したテキストと道具の紹介
かぎ編みの基礎練習
書店でテキストを購入して、鎖編み、細編み、長編みを練習した。
細編みの1段目まではすぐに編めたのだが、その後、2段目をどう編むのかわからなくてグチャグチャになった。
「裏山を拾う」のはなんで?
「立ち上がりの1目を飛ばす」ってどういうこと?
いろんな動画を見て、構造を理解したらやっと編めるようになった。
(テキストにQRコードが付いていて動画が見られるようになっていたが、サーバー代をケチっているのかしょっちゅう動画が止まるので結局YouTubeで別の動画を見た)
構造を理解した後であらためてハマナカの動画を見て、手の持ち方を練習した。
作品その1:かぎ編みの帽子(細編み)
帽子は増し目するときにまちがいやすく、しょっちゅうほどいて直したので必要以上に時間がかかった。初心者のくせにテレビを見ながらやるのはまちがいのもとだ。
指の関節を傷めないように休み休み編んで、5日ほどで編みあげた。
棒針の基礎練習
棒針はバリエーションが多く、作品ごとに道具を買っていたら針だらけになりそうだ。YouTubeで調べて、こけし先生がすすめる通り、まずは竹の輪針80cmを購入して練習した。
練習順:作り目→ガーター編み→メリヤス編み→1目ゴム編み→2目ゴム編み→かのこ編み
基礎練習の大切さは、これまでの人生で身に染みている。
先人達が教える「手が疲れない編み方」や「スタンダードな手法」に学んで、スムーズに編めるようになるまで練習を続けた。
しばらく基礎練習が続きそうなので棒針も買った。(玉付き2本針の23cm)
作品その2:輪針で編むネックウォーマー(メリヤス編み)
初心者向けの動画では、極太糸で、帽子やネックウォーマーを編ませるものが多い。極太の糸を使用するのは、初心者でも編みやすく、たくさん編まなくても作品ができあがるからだ。
私ははじめに買った7号の輪針を使いたいので、なるべく簡単そうなレシピを探して、並太糸でネックウォーマーを編むことにした。
そもそも、初心者は何号の針を使うべきか?
基礎のテキストでは針の太さは特に指定されていない。
しかし、初心者向きの作品は「極太糸」で編むものが多いため、最初は太い針で練習したほうがいいだろう。かぎ針でも棒針でもそこは同じだ。
もし「並太」を編むなら6号を使うのがスタンダードだ。年明けに6号針を買いに行ったら、売り場から6号だけなくなっていた。
編み物の楽しさ
編み物を始めて、すぐに「これこそ、私が求めていたマインドフルネスだ!」と感じた。黙々と手を動かしていると脳内にセロトニンが分泌され、ささくれだった心が穏やかになる。
元々手を動かしてなにか作るのは好きなほうだ。
冬はウールやカシミアで小物を作り、夏になったら、エコアンダリアとかリネンの糸を選んで帽子やカゴバッグを作るのも楽しそう。
細い糸が編めるようになったら、靴下も編んでみたい。
上達を楽しみにしてせっせと手を動かしている。
使用したテキストと道具の紹介
かぎ針
最初に買った針: チューリップのエティモ 7号、10号
棒針
チューリップの輪針7号(80cm)