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月1回・ツイキャス配信中
2017年9月より、月1回不定期でオンラインでのトークライブを続けている。
ジョヴァンナ (@GiovyGiovannna) 's Live - TwitCasting
相棒はトイプードルのたぐちさんだ。
たぐち@アイアンガーデンベンチ難民 (@taguchi6kun) | Twitter
初めは『ヒャッハー委員会』というサークル内の企画だったが、そのうちサークルが自然解散のような形になり、途中で看板を掛け替えることにした。
命名者は迷子のイカさん。（イカさんありがとう！）
耳で聞くラジオ形式だから「みみ」という言葉を入れて『みみずくラジオ』となった。
そのときどきで、思いつくままに雑談するだけのライブだ。リスナーはTwitter上の知り合いばかり。だれも来なければ、ただ2人でしゃべっているときもある。最大でも10人くらいのこじんまりした人数で、リスナーから時々コメントをいただきながら、Twitterでは言いづらい、キケンな話もたまにしている。
たぐちさんと話すのが楽しいというだけの動機で、2年も続けてきた。
今回番組名を変えてから初めて、たぐちさんと共同でむすぺろさんに依頼し、新作のヘッダーを作っていただいた。ツイキャスのヘッダーはどのように作ったらいいのか、よくわからないまま手探りで進めていったので、この記事ではその過程を紹介したい。
だれに依頼するのか？
2人共、Twitterのアイコンをむすぺろさんに描いてもらった流れで、今回もむすぺろさんに描いてもらおうということになった。
むすぺろ (@nemunemusandayo) | Twitter
みみずくの要素を入れたいからイラストがいいね。それならむすぺろさんにお願いしよう、とすんなり決まった。
ヘッダーの形式・イメージ・入れたい要素を決める
まずは、スカイプで小一時間打ち合わせを行い、形式・イメージ・予算について、2人で協議した。
イメージについては自由に話し合って、お互いにすり合わせをしつつ、お願いするむすぺろさんの作品例（ポートフォリオ）を見て、参考にした。
ちなみにこの中では『中高年.net』というブログのヘッダーが落ち着いた大人の雰囲気があっていいね。『ぱにゃラジ』（YouTube）のヘッダーも可愛い雰囲気と物語のような世界観がマッチしていてこれもすごくいいね、と話題にのぼった。
そうした作品例を見ながら、自分たちはどのようなイメージを作り上げ、お伝えするのかを話し合って決めた。ライブ中にも話していたので、ここは比較的スムーズにすり合わせできたと思う。
サイズ
16：9のツイッター仕様で。
ツイキャスの仕様で画像が欠ける部分について
コラボの際、画像の右下が欠けるのでそこには要素を入れない。
サムネイルでは左上に「Live」表示、真ん中に「再生ボタン」、右下にツイキャスのロゴ。 配信中、最下段は白字でタイトルが重なる。そうした重なりができても違和感がないように、人物・ロゴの配置をお願いする。
人物・背景・ロゴの配置
- 中央に、ジョヴァンナ＆たぐちのそれぞれのアイコンが会話してる感じで。べったりくっついてる感じではなく、適度に距離を置いた大人のムードがいい。
- 背景は夜の森。（紺と深緑のコンビネーション。）
- 最下段に「みみずくラジオ」の文字。
その他の仕様の希望
- どこかにみみずくの要素を入れて欲しい。
- 森の中にポツンでさびしかったら、樹上基地を入れて欲しい。木の上にラジオ局があるイメージ。
- たぐち希望「みみずくの着ぐるみを着たい」
- ジョヴァンナ希望：「むすぺろさんに描いてもらった普段のアイコンの延長で、ゆるめの画風で。服装は森の中なので寒々しくないように、七分袖くらいのシーズンレスな服装希望」
予算
支払いは2人で折半することとし、2人で1万円をおおまかな予算とした。（実際はよくわからないので、製作者に問い合わせることにした。）
ヘッダーイラスト発注
たぐちさんから、むすぺろさんにTwitterのDMで連絡をしてもらった。
オンライン契約書の締結・支払いについてはたぐちさんに担当してもらう。
めんどくさかったですか？
たぐちさんコメント：
支払いはネット銀行の振込で一瞬だったので楽でした。 見積、請求書もいただけるので経費にしたい方はご心配なく。
発注の段階で、むすぺろさんから「発注者が予算を提示し、その範囲内で作業をする」と説明があったので、ここで再度話し合って、料金を1万円と決定した。
ここに関しては、むすぺろさん独自のシステムとなっている。
支払い
今回、支払いはたぐちさんがオンラインバンキングで行なった。
（BOOTHを利用し、お互いに匿名で、クレジットカード払いも選択可能だ。）
私の分はたぐちさんに立替してもらい、お互いの了解のもと、私からたぐちさんにAmazonギフトカードにて額面金額を送った。
できあがりまで（10日程度〜）
事前に話し合った内容をテキストで箇条書きにまとめて、コピペでむすぺろさんに送り、見てもらった。 （3月末）
↓
数日後、ラフが上がってくる。
（おお〜〜〜樹上基地がこういうふうになったのか！）
お互いに事前に話し合ったイメージ通り。イメージしていなかった部分については、うまいことむすぺろさんの力で創造し絵に起こしてくれたので、OKして終わる。
↓
翌日、DMルームが作られ、3人でグループメッセージでやりとりすることになる。
むすぺろさんから、線画が送られてくる。
すごくいい感じにできており、2人共、修正なしでOKする。
服のデザインについても言うことがなく、私は服の色についてのみ希望を伝えた。
↓
色がついたバージョンが送られてくる。
「この段階で修正や希望ありますか？」と言われ、私から「みみずくの目がキラーンと光ってる感じ」を希望する。
むすぺろさんからは「みみずくは木彫りのみみずくが飾りとしてついているイメージなので、目のところに宝石を入れてると神秘的な感じになりそう」と提案していただく。なるほど！
また、人物にスポットライトを当てて浮かび上がらせる提案をしていただき、光の色を何パターンか調整して見せていただく。
↓
3人でメッセージのやりとりをして、両名一致して好きなバージョンを選び決定する。（ここまで10日間くらい）
完成！！
納品
むすぺろさんから『データ便』というサービスを使用して、パスワードを教えてもらい、データをダウンロードして受け取る。
お礼と感想をお伝えして、やりとりを終わる。
感想
むすぺろさんは、こちらが指定せずモヤっとイメージしきれない漠然としたイメージを抱いていることについても、創造的にイメージをふくらませて絵にしてくださるので、できあがりを見たときに新鮮な驚きがあって楽しい。
ゆるいキャラクター制作だけでなく、緻密で美しい描写もむすぺろさんの得意技だ。今回、キャラクターはゆるめに、背景は美しく、というふうにひと粒で二度おいしい作品に仕上げていただいたと思う。
画面は華やかでおしゃれな感じだが、基本的には2人だけでどうでもいい話をしている。それを聞いているのはみみずくだけ……といった隠れ家っぽい雰囲気も伝わってきて、とてもうれしい。
たぐちさんと共に、大切に使わせてもらうつもりだ。
たぐちさんコメント：
2人で話し合った内容をコピペして送っただけなのに、細かいところまでイラストにしてもらえました。
ラフを見せてもらったときから可愛くてテンション上がりまくりです。
個人的にブログ用のイラストもお願いしたい。
お知らせ
むすぺろさんは、私的利用・商業利用ともに、予算に応じて様々なイラスト制作を受注している。
興味がある人はぜひ、作品例（ポートフォリオ）を見ていただきたい。
私のおすすめはゆるい感じのキャラクターや、ゆるキャラ入りのヘッダーなど。
例えば、『ぱにゃラジ』のヘッダーはシリーズになっていて、どれも物語性があるイラストでおもしろい。ふきだしの中は発注者が自分で文字を入れて使えるようにしてあり、このようにアレンジできる形も可能だ。
お問い合わせは、TwitterのDM、もしくはブログの《お問い合わせフォーム》からどうぞ！
Twitter：むすぺろ (@nemunemusandayo) | Twitter
ブログ： 山椒は小さいけどむすぺろには辛い
