アメーバ公式トップブロガーの早子先生の婚活マンガを読みました。
3冊続けて読んで、最新の『早子先生、結婚するって本当ですか?』で泣いた!
早子先生の婚活ヒストリー
この方は小学校の教員で、婚活を始めたのが38歳の頃。全然ガツガツしていなくて、同僚の先生に誘われ活動を始めたそうです。
問題だらけの結婚相談所に入会して、変な男性ばかり紹介されたり、合コンで明らかに人選ミスってるパターンに遭っても怒ったりせず、毎回淡々とその場を楽しんで終わっています。
「こんな素敵な人がよくいままで独身だったな〜」と思うような、前向きで、心のあたたかい女性です。変な人、トンチンカンな人に遭遇しても、皮肉ったり心の中で毒づいたりすることもなく、独特のユーモアであたたかく対応しつづけ、なかなか気の合う人と出会えないまま、婚活ブログをまとめた著書も3冊目となりました。
早子先生の婚活では4人の仲間がいて、他3人はいち早く伴侶となる男性を見つけて結婚されました。早子先生もこの本の最後で結婚されるのですが、4人全員が小・中学校の教員で、うち2人が合コンで知り合った男性と結婚しています。(合コンってやっぱりありなのか!?)他の2人は、身近な地域であったり、教員同士の集まりで知り合っています。
そして全員が男性のほうからの、ほぼひと目惚れ状態で短期間交際して、あっという間にプロポーズされたみたいです。(やっぱりね、女性のほうから猛アプローチとかはないですね。)
「好き」がないと、つら過ぎる
早子先生が婚活期間の終わりに言っています。
「条件がどうとかじゃなく、好きと思える人と結婚したいな」
本当に、同感です。
いまヒットしている『東京タラレバ娘』を私も愛読していて、どの巻でも全巻もれなく泣いてるんですが。(名作だと思う!)
あの人(=主人公)だれのことも好きになっていないからうまくいくはずないってことに気がつかないのがふしぎ。「この男がアタシと釣り合うかどうか」しか関心がないからね。
それって、恋愛じゃないじゃんか!
これだけ世の中働く女性ばっかりで、人生の選択肢もいろいろあって「結婚してもいいし、しなくてもいい」世の中だったら、お互い好きでもないのに結婚するわけがない。あと一時好きになったとしても、自分が成長したり、そのときの人生とか家族の状況で価値観があまりにもかけ離れたりすると「好き」が持続しない場合もあって当たり前です!
そういう意味で、『タラレバ娘』は、まったくもって恋愛を描いていないのが、新しいと思います。
そして、まだ恋愛の土俵に上がってもいないのに「ひとり相撲」ですったもんだした気になっているという。でも、実際によくありそうでコワイです。
「好き」ってなんなのか、私にもよくわかりません。たぶん、そんなに恋愛体質じゃないんだと思う。
でも恋愛の本質は「性」と結びついているはずだから、性衝動が強い年代には、もっとコントロール不能な「恋愛感情(らしきもの)」ってあった気がします。30を過ぎたら、めっきりそのへんも落ち着いちゃって、燃えるような恋愛っていまさらな気が。
「仕事」「家族」「出産育児」など人生の重大事への価値観がお互いに大きくちがわず、尊敬し合える関係性で、ほんのすこし「トキメキ」を感じればそれで充分なんじゃないかな〜と、いまは、思っています。
そういう人とめぐり会って、パートナーシップを結べたら幸せですよね。
私の元彼は「上司からの紹介で会った女性が「結婚・結婚」って結婚の話しかしなくて、自分個人を見てくれないのがイヤだった。自分は恋愛結婚じゃないと結婚できないと思った」と話してくれました。こういう女性は、欲・得・見栄だけの「タラレバ娘」になっちゃってるんだと思う。
就活といっしょで、婚活にも最低限「同じ空間を共有して心地いい相手かどうか」「自分の利益ばかりを求めず、相手にも貢献する姿勢があるか」って重要だと思うんですが。
なにより「好き」がないのは、つらいね。
だれかを好きにならないと、始まらない。そして、相手にも好きになってもらわないと。
「好き」のふしぎ
でも「好き」ってなんなんだろうか、本当のところはよくわかりません。
「きらい」には理由があるけど、「好き」に理由はないんですよね。やっぱ本能なのか?
ひとつ言えるのは、「性」とか「ホルモン」とかと関係が深いから、不規則な生活・いい加減な食生活・ひどい精神状態では「好き」は生まれないと思うの。仕事忙しいほど、ストレスフルですから、男女共に気をつけたいですね。