IKEAのスツールを、自分でペイントしました。
前から使ってみたかったバターミルクペイントから、2色を選びました。2-2のチャイルズロッカー・ブライトレッドと、7-13のピクチャーフレーム・クリームカラーです。
1度塗りなら50mlの小瓶で充分でした。
刷毛はずっと前に銀座のハンズで購入した大塚刷毛の樹脂製プラグレシリーズを使用。しなやかで扱いやすく、抜け毛がないのが特徴です。(画像・下)
今回新たにニス用と書いてある安い刷毛を買いましたが、抜け毛が残ってわずらわしかった。
新品の刷毛は、使う前に一度手ぐしでとかすようにして抜け毛を落としてから使うといいそうです。(画像・上)
使用した道具
- バターミルクペイント
- 塗料を入れる皿(プラスチックの空き容器など)
- 水性のニス
- 大きい刷毛
- 小さい刷毛
- ニス用の刷毛
- (紙やすりは省略)
- 100均のレジャーシート(古新聞でも可)
- 汚れてもいい服装
作業工程
バターミルクペイントはツンとする匂いがないので、室内で作業できます。
床に汚れ防止のシートを敷き、裏面から塗っていきました。
1回目は塗料をそのまま使用したため、肝心なところで少し足りなくなってしまい焦りました。2回目は少量の水を混ぜて使いました。最初からこうすれば良かった。伸びがよくなり扱いやすいです。
大きな刷毛で広い面を塗り、100均で買った小さい刷毛で細かいところを仕上げました。
(広い面はスポンジで、細かいところは刷毛で仕上げる手もあります。)
私は木目が透けて見えるのが好みなので、1度塗りで終了。
赤い方は逆にマットな感じにしたくて、座面だけ2度塗りしました。
扇風機をまわして乾かします。
翌日、ニスを塗りました。(ニスは臭いので換気のいい場所で行ってください。)
ツヤ消しタイプは塗ったかどうかわからないぐらい、自然な風合いです。
室内で使うものにニスまでしなくてもいいんだけど、5年前にペイントしたスツールも未だ現役で使っているので、そんなに使うなら手間をかけてもいいかと思った次第です。
ニスを塗った後屋外で乾かしました。
ニス塗りの失敗
水性ニスを使用した刷毛はどうやら中性洗剤を使って洗わなければいけなかったようです。一度の使用で若干毛が固まってしまいました。
その後赤い方を塗っていったのですが、ニスをたっぷりつけ過ぎたのか、乾燥後にところどころ粉をふいたように白く残ってしまいました。失敗……!
やすりで削ろうとしてもうまくいかなかったので、仕方なくそこだけもう一度上からササーッと塗料を重ねておきました。その上に濡れた物を置いたりすると、色移りするかもしれない。充分気をつけて使うことにします。
完成図
でき上がりは、こんな感じ。
布団カバーに合わせたオイスターのような色合いが、寝室になじんでいます。
なかなか色を決められず購入してから半年も放置してしまいましたが、しっくりくる色合いが見つかって良かった。
水性塗料は初心者でも扱いやすいことがわかったので、今後DIYに活用していきたいです。大物は心配だけど、小物ぐらいなら私にもできそう。
なお、ミルクペイントはダイソーでも取り扱いがあります。こちらも今度、使ってみたいです。
DIY楽しいよ!
参考価格
- バターミルクペイント50ml 388円
- ワシン 水溶性つや消しニス 110ml 626円
- 大塚刷毛 プラグレシリーズ 420~726円
追記・2020年4月:
わざわざ高い刷毛を買わなくても、広い面は100円ショップのスポンジローラーを使い捨てにして塗る方法がDIYでは一般的のようです。細かい部分は、安い刷毛を買って、事前によく細かい刷毛を落としてから使うのがいいでしょう。
通販でペンキや刷毛などの資材を細かく選んで注文したい人は、専門のショップを利用するのがおすすめです。「大橋塗料」の楽天市場店は、初心者でも品物が選びやすく、安いのでまとめ買いに向いています。
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