なにか新しいこと日記

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コロナ罹患日記【前編】

ついにコロナにかかってしまった。病院に行かずなんの検査も受けていないが、経過から言ってほぼまちがいないと思う。

ここに、苦しかった5日間の記録を書き留めておきたい。

8月19日〜20日:発熱前夜

土曜日、人間関係で久しぶりに食らうことがあって、がっつり凹んだ。

夜布団に入るときにパートナーが「寝室に来ると、のどが痛いんだよ」と言い出した。それ、私も!

のどがイガイガするし、精神的にもダメージを引きずってしまい、イライラして眠れずあきらめて朝まで起きていた。(この時点では、のどの症状はいつものアレルギーによるものと考えていた。)

日曜日、隅々まで掃除をしたら、思った以上に埃が溜まっていた。カーテンまで洗って念入りに掃除した。

8月21日:発熱(1日目)

岩盤浴に行ったりして、いつもの休日を過ごした。22時頃急に眠気が来たのでいつもより早めに就寝した。岩盤浴に行った後、こういうことはめずらしくない。

0時頃目が覚め、寒くて寒くてたまらず、起きあがって熱を測った。

38°C以上あった。翌日も休みの予定だったため、あわてずに解熱剤を飲み、首の後ろを冷やして寝た。

  • 38℃〜
  • 悪寒
  • のどの痛み
  • 首の腫れ
  • 軽度の耳のつまり感
  • 腰の痛み

8月22日(2日目)

解熱剤を飲まないでいると38°Cまで熱が上がり、ふぅふぅ言いながら寝ていた。

「こりゃダメだ」と悟って、関係者全員に連絡をした。とりあえず1週間休むことにした。

インフルエンザなら発症から48時間以内に治療薬を使うと発熱期間が短縮できたりと利点もあるが、どうせコロナだろうから、わざわざつらい思いをして外出するまでもない。
「みなし陽性」でしばらく自宅療養をすればそれでよいと考えた。

食欲がないので口当たりのいいものだけを食べて過ごした。買い置きの冷たいコーンポタージュ、ももの缶詰。梨など。

しょっちゅうネッククーラーや保冷剤を交換して首の後ろを冷やし続けた。ちっちゃい保冷剤を景品の薄いタオルなんかに巻いて、首に巻くとちょうどいい。

  • 38°C〜(解熱剤をのむと1°Cぐらい下がる)
  • のどの痛み、せき
  • 首の腫れ
  • 軽度の耳のつまり感
  • 腰の痛み

8月23日(3日目)

平熱まで下がった。

のどの痛みは発熱前が一番ひどくて、だんだんマシになっている。気道(気管)に炎症が及んだのか、ゆるい痰が少量ずつ出るようになった。

首の後ろにつねに保冷剤をあてて冷やし続けた。

体重を測ったら2kg減っていた。こんなことになると思っていないから冷蔵庫には食材がたっぷり用意してある。夜、しぶしぶ、お好み焼きを焼いて食べた。

「ペラックT」を買って飲んだが、あまり効いた感じがしなかった。鼻づまりがひどく息が苦しい上に、横になるとせきが出続けて寝られない。

たまらず手持ちの抗アレルギー薬を追加で飲んだが、効果がなかった。(後で調べたら、アレルギー由来の症状ではないので抗アレルギー剤は効果がないそうだ。気管が炎症しているから痰・せきが出るのであって、横になると痰が動いてせきを誘発するというのはありそう。のどの炎症より、鼻や気管にアプローチする薬、でなければ総合感冒薬を選ぶべきだった。)

起き上がって、Netflixのドキュメンタリーを観た。寝室が乾燥していることに気づいて加湿器を入れ、マスクをしたらせきは少しマシになった。

朝になってようやく横になり、ウトウトし始めたら、鼻づまりのためか、ウーン、ウーンと大きな声で唸っていたらしい。「うるさい!」と起こされ、始業時刻になってパートナーが寝室を出て行ってから、やっと眠れた。

5日間のうちで、この日が最も苦しかった。(かぜ薬を常備しておかなかったのは大きな間違いだった。)

  • 35°C〜36°C後半
  • のどの痛み、せき
  • 少量の痰
  • 横になるとせきが出る
  • ひどい鼻詰まり(完全に詰まっている)
  • 首の腫れ
  • 腰の痛み
  • 倦怠感

8月24日(4日目)

夕方まで寝ていた。炊いたお粥を食べ、夕食にミールキットのレバニラを作って食べた。家の中を半分片付け、洗濯と縫い物をした。

23時までがんばって起きていたが、それ以上はとても起きていられなかった。

2時頃起きて熱を測ったら、37.6°Cあった。

パートナーが夜、コンビニに買い出しに行ってくれたので、ありがたく、杏仁豆腐、ポカリスエットで栄養補給した。(このとき、パートナーの体調を考慮してポカリを2本買ってきてもらったのが、次の日早速役に立った。)

  • 36°C〜37.6°C
  • のどの痛み、せき
  • 横になるとせき、痰が出る
  • ひどい鼻詰まり(完全に詰まっている)
  • 首の腫れ
  • 倦怠感

8月25日(5日目)

朝、パートナーが発熱。(38℃)薬を飲むように伝え、また寝てしまった。

昼、前日にパートナーが買ってきてくれた冷やし中華、プリンを食べてまた寝た。

16時頃風呂に入る準備をして、寝室で横になって待っているうちにいつの間にかまた寝ていた。

この日、19時頃まで断続的に寝続け、やっと体調がマシになった。3日目、熱が下がった時点で「治ったのかな」と勘違いをしたが、あのときは体がだるくて起きていられなかった。ウィルスがまだ体内に残って、悪さをしていたのだろう。

夜、買い出しに行って、総合感冒薬(パブロン)、追加のポカリスエット、食料を買った。

あとから発熱したパートナーの方が熱が高く、39℃まで上がった。
こうなった以上、追加でもう数日休まざるを得ない。遅くとも9月1日には復帰するのを目標にして体調を整えることにした。

私の方は、ひどい鼻詰まりやのどの痛みもなくなり、この日から首の後ろを冷やすのをやめた。夜はミールキットで炊き込みごはんを作って食べ、痰を出やすくするため総合感冒薬を飲んだ。

深夜、パートナーの熱が下がらず、「寝られない」というので、私も急変に備え、マンガ(望郷太郎)を片手に朝まで見守った。

  • 36°C〜

  • 横になるとせき、痰が少量出る

  • 軽度の鼻詰まり

終わりに

その後、6日目になって嗅覚を失っていることがわかった。(現在はかなり回復)これをもって「たぶん、コロナだろう」と思っている。

急性症状から回復するまで5日を要し、その後も現在まで3週間せきが続いている。

どちらかと言うとパートナーのほうが症状が激しく、熱も高く、総合感冒薬のおかげで4日で急性症状はおさまったものの、今もしょっちゅう激しく咳き込んでおり、苦しそうだ。

私のほうは10日も休業することになり、経済面での被害が大きかった。

聞くところによると這ってかかりつけのクリニックに行き、新薬(ゾコーバ)の処方を受けた人は、飲んだら急激に熱も下がって楽になったし、家族にもうつさなかったらしい。ただし、ゾコーバは催奇形性がある(=妊婦や授乳中の人には使えない)と言われており、私は当面の間、希望しない。

こんなことをたびたびやるのはたまらないので、今後は年2回ぐらい任意の予防接種を受けて、かかりにくくする(または重症化リスクをおさえる)努力をしたいと思う。

特に盆と正月には毎年流行しており、自分なりに気をつけていたつもりでも免れなかった。今後もどうせまた同じことの繰り返しだろう。コロナは終わらない。

後編の記事では、その後の嗅覚障害の様子などを紹介する予定だ。