個人事業主である。PCはオンボロのMac bookしか持っていない。
開業時に調べたら、Macで青色申告するには(当時)「やよいオンライン」しか選択肢がなく、老舗のやよいならトラブルも少ないだろうと考えて、以来使い続けている。
来年からは控除の金額が変わるとの情報を得て、今回は練習でe-Taxをしてみることにした。
結果めちゃめちゃ大変だったので、ここに記録しておきたい。
e-tax、初回の手順
「やよいオンライン」で確定申告のデータ(末尾が.xtx)を作成、ダウンロードする。
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e-taxソフト(Web版)の事前準備セットアップをインストールする。
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Chromeは対象外だというのでブラウザをSafariに切り替える。Safariの機能拡張をオンにする。
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マイナンバーカードの電子署名用パスワードが転居により無効化されていることを知る。区民事務所に行って、マイナンバーのパスワードを設定しなおした。
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JAVAと「JPKI利用者ソフト」をインストールする。
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カードリーダーが私の環境に対応していなかった!
Mac OS対応、点字付きカードの読み取りができるカードリーダを新たに購入。
カードリーダーのドライバをインストール、再起動。
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「JPKI利用者ソフト」を開き、読み取りテストする。無事読み取りできた!
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e-taxソフト(Web版)を開いて、利用者登録をする。(オンラインで開始届出書の提出、利用者識別番号を取得する。)
氏名などの入力、マイナンバーの読み取りにより「電子証明書の登録」を行う。
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次に「申告・申請・納税」のコーナーへ移る。
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「作成済みデータの利用」ボタンを押し、やよいで作成したデータ(末尾が.xtx)をアップロードする。
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データ送信。確認画面が出る。
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郵送で提出すべき書類の確認をする。(「令和1年分の申告書等送信票」というページが開くので、こちらを印刷する。)
申告書はすでに提出済みなので、そのほかに「郵送等」のチェックが付いた控除の書類を送信票を添えて税務署に送る。
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所得税を納める。(期限は3月15日まで)
ネットバンキング、クレジットカード、Pay-easyなどが利用できる。
感想
適合するカードリーダーを入手するまでが、最もめんどくさかった。
あとは、いくつもソフトをインストールしたり、マイナンバーカードのパスワードを何度も何度も求められたりして、大変めんどくさかった……。
マイナンバーカードのパスワードは複数あり、既定の回数まちがえるとロックが掛かるので、慎重に入力した方がよい。
この一週間、何度も発狂しそうになりながら、やっと申告・納税を終えることができた。
これに比べたら、郵送はなんて簡単だったんだろう……。
一方、サラリーマンの場合はもっとずっと簡単だったようだ。
私のパートナーはふるさと納税の申告のため、e-taxしたのだが、カードリーダーもドライバなしでサクサク通ったし、マイナンバーの読み取りは2〜3回、合計30分以内であっさり申告を終えていた。くっそ〜〜〜!!
次回以降は、私も簡単にできると信じて期待したい。