新年おめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
この記事では、去年印象に残った自分史上の出来事を思いつくままにふりかえってみる。
- 1. 図書室の完成
- 2. 気になっていた作品のレビューを書き上げた
- 3. 病気がわかった
- 4. 実家問題(父との関係)
- 5. 栄養改善の取り組み
- 6. 新しいレシピへの挑戦
- 7. 食料品のポイ活、タッチアンドゴー
- 8. ウォーキングデッドを見終わった
- 9. 編み物を始めた
- 10. まとめ
1. 図書室の完成
数年かけて整備した自宅の図書室がやっと完成した。
書棚を徐々に増やし、本や資料を整理し一部は電子化し、はみ出した分は倉庫に預け、ついに大体棚に収まりきった。
エアコンを取り付け、読書用のソファとオットマンを置き、やっとここでゆっくり本を読めるようになった。ここまで来るのが長かった……。涼しい時期はここで本を読み、真夏と真冬は休日にエアコンをつけて読書を楽しんでいる。
2. 気になっていた作品のレビューを書き上げた
レビューサイトを2つもやっているのにどちらも2〜3年放置していた。(1つはホラー、1つはBL)
このうちBLのほうでずーっとレビューしたい作品があって、自分の書きたいことに表現力が追いつかないため、数年ほってあったのだが、暫定の感想文として試しに書いてみたらちゃんと書けた。私にすれば快挙だ!
年初に『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論 (星海社 e-SHINSHO)』とか『批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く (ちくま新書)』とか、ライティングの参考書を何冊か読んだのがブレイクスルーになった感じする。
今後も気負わずに、自分が書ける範囲のことをぽつぽつと書いていきたい。
3. 病気がわかった
3月に大きく体調を崩し、子宮内膜症(卵巣)が発覚した。長年悩まされた生理痛が病気からくるものとわかって「なんだ〜もっと早く婦人科に行けばよかった」と後悔した。
5年ほど経過観察し続けた目の病気(緑内障)も、いよいよあやしくなってきたため、9月から点眼を開始した。現在大きな異状があるわけではないが、放置すれば確実に視野を損なうことになる。こわい病気だ。
2つの病気がわかってショックを受けたし、落ち込みもした。だけど病気に気づかないまま、さらに5年〜10年が経過して深刻な状態に陥るより、まだしも早期にわかって良かったのだと前向きにとらえている。
4. 実家問題(父との関係)
8月に実家のほうで揉め事が起きて、ズーンと落ち込んだ。
私の父ってしょうもない人だったんだと直視するのは本当にしんどいことだった。
独りよがりの考えに凝り固まって、他人とコミュニケーションを取ろうとしない老人なんて最悪だ。コミュニケーションコストのかかる問題は全部妻に負わせて知らん顔をしている。若い頃からずっとそう。そういうズルい人だったんだと気づいた。
この父とどう向き合うのがいいか、考えあぐねている。
5. 栄養改善の取り組み
あすけんを始めたら、思った以上にタンパク質が取れていなくて、高脂質、塩分多めのうちの食卓の問題点に気がついた。
一方で摂取カロリーはさほど抑える必要はないとわかった。この後、何か月かかけて、総カロリーの中でバランスしていけばよいと考えている。
めざせ、低脂肪、高タンパク!
6. 新しいレシピへの挑戦
しばらくの間、献立の一部をルーティンで回していたのだが、秋から栄養改善のため新メニューに取り組むことにした。
『コレステロールを下げるおかず (別冊エッセ)』『おうちごはん格上げレシピ① 簡単なのにちゃんとして見える! レンチン1回で (ORANGE PAGE BOOKS)』
本を買って新しいメニューに挑戦している。
冷蔵庫の横に置いていたカラーボックスが本の重みに耐えられず、崩れてきたので、年末に幅40cmのエースラックを購入して置き換えた。レシピ本はここに入るだけと決めて、中身も入れ替えた。買うだけ買って、全然作ってない本も発掘されたので今後活用する予定だ。
7. 食料品のポイ活、タッチアンドゴー
今年は仕事が暇だったので自炊の割合が多くなった。
よく行くスーパーでポイント3倍の曜日を調べて、なるべくその日に買い物するようにしたらポイントが多く溜まった。
近所にできたイオン系スーパーでは「スキャンアンドゴー」の仕組みがあり、利用するとポイントが2倍もらえると知って、こちらでもよく買い物するようになった。店内所定の場所で「チェックイン」「チェックアウト」のQRコードを読ませる必要があるが、アプリ経由で自分のスマホでバーコードを読ませて決済する仕組みだ。買い物しながら読み取りが終わるので、会計と決済が爆速になった。
生活の中の小さな改善だ。
8. ウォーキングデッドを見終わった
長年追い続けたアメリカのドラマ『ウォーキングデッド』本編をついに見終わった。
死んだ人々が起き上がりゾンビとなって人々を襲う世界で、生きている者同士が争い、食糧を奪い合い、生き残りをかけて闘うサバイバルものだ。
軽い気持ちで見始めたらはまってしまい、全176話(135時間)に及ぶストーリーを10年かけて完走した。1stシーズンから生き残っているキャストはほんの数名。主人公のリック(アンドリュー・リンカーン)は途中で離脱し、スピンオフシリーズのほうに出演しているらしいけど、そっちはもういいかな。スピンオフがいくつも派生して、U-NEXTではミニシリーズを複数配信している。いまどきはヒットしたドラマを引き伸ばして長期化させるより、短めのシリーズを多く作ったほうが視聴者も早く観終わるし、そのほうがウケるんだろう。
私としてもしばらく長編ドラマに手を出すのはやめて、短いドラマや映画をたくさん見たいと思っている。
9. 編み物を始めた
年末になって、突然編み物を始めた。かぎ針もやったけど、私がやりたいのは断然棒針のほうだとわかった。
これまでの人生で基礎練習の大切さは身に染みているため、技法を覚える→反復練習→練習作品を作る、の順番で地道に練習している。
自分の手を動かしてものを作るのは楽しい。
私が求めていたマインドフルネスはここにあったんだ……と気づいた。
10. まとめ
2024年は自己実現の部門が充実した。本を読んだり、映画を見たり、美術展や旅行にもたくさん行ったし、それだけ自分のために使う時間があったのは幸せだった。
反面、仕事はひまになり、金銭面は大変だった。
付き合いもめんどくさくなり、友だちにも会わなかったし、実家にもほとんど帰らなかった。
「人間関係を維持することよりも正直に生きることを優先する」というのが2024年のテーマで、これは2025年も変わらない方針だ。