漫画家の西村しのぶ先生がエッセイ漫画の中で、石川名物「とり野菜みそ」を紹介していた。
なにこれ、うまそう〜〜!と思い、早速ポチった。
とり野菜みそとは
公式サイト→とり野菜みそオンライン
鍋用スープのもと。米みそに調味料・香辛料が調合されている。
元々は北前船の船乗りたちが航海中に栄養不足に陥らないように、という目的で考案されたらしい。「とり」は鶏肉のことではなく、野菜や栄養がたくさんとれることを意味する。
ご当地・石川県で愛される食品で、最近では、関東でもスーパーで販売されているところもあるらしい。
漫画家の東村アキコ先生も「とり野菜みそ」の愛好者で、公式サイトにPRマンガを描いて食べ方を紹介していた。
東村先生って石川の美大出身だったもんね〜。
作り方例(2人分)
私は西村先生の真似して、「普通のとり野菜みそ」と鶏肉・白菜・椎茸だけのシンプルな鍋を作ってみた。
えむさんのリクエストで「マロニーちゃん」も入れた。
1. 鍋にいきなりみそを1袋入れ、水を袋に書いてある分量(800ml)混ぜる。だしは不要。
2. 具材を用意する。白菜は2人なので1/4カットを用意。(もっと入れてもいいらしい)椎茸も多めに用意して飾り切りした。
3. 鶏肉はヌルヌルするので、私はキッチンはさみを使って鍋の上でザクザク切り、そのままインしてしまう。今回1羽入れたら、ちょっと多かった。200g位で充分のように思う。
白菜の芯のところから先に入れ、火をつける。
4. 上の方には葉の部分と椎茸を投入。あくをすくう。一応カセットコンロもあるんだけど、2人だとコンロを出すまでもないかな……って感じ。
5. できあがり。ちょっとしょっぱいが、後でラーメンを入れることを思うと、このぐらいでも、ま、いっか。
6. 締めのラーメンも、美味しかった。缶詰のコーンとかあると良かったな。
生麺タイプを入れたら後でどろどろになってしまい、「鍋には鍋用ラーメンってやつを入れるといいよ」とえむさんにアドバイスされた。そんなのあるの、知らんかった!
感想
あんなに白菜があったのに大部分を食べ切ってしまい、驚いた。椎茸にも、みそ味がしみて美味しい。
気になる点として、塩気はちょっとキツめである。肉体労働者ならいいだろうが、われわれは、次回は少しだけみそを減らしてやってみるつもりだ。
東村先生が紹介していた「豚バラ・白菜鍋」も美味しそうだった。今度、ピリ辛のときは豚バラでやってみよう。
後半、キムチとか入れてもいいよね。余ったみそは「もやしナムル」にするのがいいかな〜。
4袋まとめ買いしたので、冬の間工夫して楽しみたい。