2019年6月16日、実家の弟といっしょに佐原あやめパークを訪れました。
(佐原まで、東京駅から高速バスで90分、JRでは成田駅経由で120分程度です。)
私の弟には高次脳機能障害という脳の認知機能の障害があります。
当日は天気も良く、滞在1時間程度で、ちょっと船に乗ったりするぐらいなら気分転換としてちょうどよく、安全に楽しめるのではないかと思い、連れ出しました。
アクセス情報
「佐原あやめパーク」は千葉県香取市が運営する市営の植物園です。毎年ハナショウブの開花時期に合わせて、5月下旬〜6月にかけて「あやめ祭り」というイベントを開催しています。
佐原駅からはバスで25分。あやめ祭りの期間中は毎日シャトルバスが運行しているそうです。大体1時間に1本くらい。バスで来られる方は、帰りの時間をチェックしておいた方がよさそう。
園内の様子
園内には島や橋が点在し、400品種150万本のハナショウブを見ながら自由に散策できます。あやめ祭りの期間中は女性の船頭さんが2人で操るサッパ舟に乗り、水路を遊覧できるのも楽しみの一つです。(有料)
私たちが乗ったときは、船頭さんが「午前中はスイレンが花開いていたんだけど、今は閉じてしまいましたね~」とおっしゃっていました。
スイレンもそこらじゅうにあって、全部咲いたら壮観だろうなと思います。
7月からの「はす祭り」も来たいな〜〜。スイレンを見るなら午前中に来なくては!
肝心のあやめは、前日の嵐の影響で花が傷んでいるところもありましたが、全体的によく咲いていて見ごたえがありました。今年の実績で言うと、6月上旬が最も見頃でしょうか。
瑞々しい白やむらさき。黄色もありました。
傷んだ花は職員さんたちが手作業で摘んでおられる様子でした。これだけ人の手がかかっているからこそ、きれいなのね。
小じんまりした展望台に上がると、遠くまで見渡せてすばらしい景色でした。水辺の景色、大好き!
園内には、花嫁を乗せた「嫁入り舟」が着く専用の船着き場【写真右側】があって、地元の香取神宮から巫女さんを呼んであずまや【写真左側】で祝詞をあげるのだそうです。
あやめに囲まれたジューン・ブライドもいいな~。素敵だな~。
ところどころに藤棚もありました。4月下旬~7月上旬頃まで、いつ行っても楽しめそう。
市営の施設だけにぼったくっているようなところもなくて、良かったです。
周辺の観光情報
園内で購入した香取神宮門前・岩立本店のわらび餅は600円。上品なお味で美味しかったです。
佐原には古い町並みが残る商店街があって、観光名所となっています。
また伊能忠敬の旧宅・記念館もあり、以前に訪れたときに観覧しておもしろかった記憶があります。佐原駅からのシャトルバスで来られた方は、帰りのバスを途中下車して立ち寄るのがおすすめです。(記念館から駅までは徒歩10分程度)
伊能忠敬記念館:利用案内:香取市ウェブサイト:香取市観光サイト
われわれは日に当たって疲れたので、あやめパークだけ見て帰りました。
高次脳の弟に飲み物を持たせると、一気に飲んでしまうのでこまめな水分補給に苦労しました。私は私で、ここのところの夜型生活と寝不足が祟って、夕方には頭痛がしてきました。
われわれが行った日はとにかく日差しが強く、強風で帽子が飛んでいきそうな天気でした。(土地が開けているので風を遮るものがない。)
紫外線対策・熱中症対策には充分な注意が必要です。
弟は体調を崩すことなく楽しんだようです。私も久しぶりに緑にふれ、きれいな空気と景色を満喫してきました。
佐原あやめパークはすばらしかった。遠いけど、また行きたいです。
あやめパーク・料金まとめ(2019年6月)
- 佐原あやめパーク入園料:大人 800円(あやめ祭り期間中)→入り口でスマホの割引券ページを見せると100円引き!!
- 割引券はこちら:入園割引券:香取市ウェブサイト:香取市観光サイト
- あやめパーク内遊覧船の料金:大人 500円
- 佐原駅からのシャトルバス(片道):大人 500円
開花情報
佐原市は観光に力を入れており、ホームページが細やかで見やすいです。
開花の情報も随時更新されており、Twitterで検索するより公式を見た方が確実と思われます。
私の印象では6月16日時点で「あやめは全体的に最盛期を過ぎたか……」と思われましたが、6月23日の開花情報を見る限り、もうしばらくは遅咲きの花を楽しめそう。
- あやめ祭り:2019年5月25日〜6月23日
- はす祭り:2019年7月6日〜8月4日(土日祝日は6時開園!!)
お出かけの際は、ぜひ、こちらから公式の開花情報をチェックしてみてください。
今週のお題「わたしの好きな色」