なにか新しいこと日記

当サイトではアマゾン、楽天のアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

コロナ禍で猛暑をしのいだ私の個人的記録 2020年8月

f:id:giovannna:20200830030409j:plain

2020年8月。時差通勤・時差行動の影響を受け、日中の最も暑い時間帯(12:00〜15:00)に行動することが多くなった。
炎天下に動いたら涼しい室内で少し休まなければ……。

こんな状況で帰路に食料品の買い物なんてとんでもない。熱中症になってくたばりそうだ。

 

Twitterでアドバイスくださった方がいて、わが家もネットスーパーを導入することにした。ネットスーパー不毛地帯でも「楽天西友ネットスーパー」があるじゃないか!
品揃えには少々不満もあるが、週末買い物へ行かずに済むのはありがたい。週1で利用するのが習慣になった。
毎度毎度2人分の食糧をぶら下げて帰ってくるのが負担だったし、この暑さで買い物客が分散されず、夕方に集中するので危険を避ける目的もある。

 

夏バテしないようにしっかり食べなくては、なーんて気を張っていたら、胃がもたれた。舌の裏にはできものができ、ツバを飲み込むのも痛いし、不安にもなった。

数日胃を休ませて半身浴を続けたら、自然とできものは消えていった。
(経験的に舌炎ができたとき半身浴を続けると痛みがラクになり、1週間程度で消失する。民間療法として行っているもので、医学的な根拠は不明。)

無理して食事の支度するのをやめ、週1回は簡単に済ませ胃を休ませる日を設けることにした。

 

そうこうしているうちに名古屋の祖父が熱中症になったと連絡が来た。
この半年、体調不良で何度も入退院を繰り返した祖父であった。そのたびに駆り出されお世話をしてきた叔母が「お盆前の混雑時期なので、病院には連れていかない。施設で点滴をしてもらい(ナースが来てくれるので)経過観察する」と決めた。その決断にわれわれ親族としても異存はない。

結果として、熱中症のため、祖父は90歳で生涯を閉じた。
休日の朝連絡があって「感染が心配だから、来なくていい」と叔母と母両方から言われたが、この半年、ろくにお見舞いもできなかったのだから、最後のお別れぐらいしたいと思った。

 

すぐに通夜と葬儀の日取りが決まった。
名古屋は暑そうなので、私は喪服で行かずに黒いワンピースを持って行った。

駅近の葬祭会館で、通夜・葬儀・初七日の法要まで一気にやってしまい、火葬だけが少し離れた場所にある巨大火葬場にてとり行われた。

叔母夫婦と両親と私。5人だけのさびしい式だった。
豪華な花束を分けて棺に入れるとき、ワァーっと悲しみが襲ってきた。
こんな悲しい儀式はみんなでやらなければ……。叔母夫婦2人だけでするなんて寂しすぎる。

最後の姿を見ることによって、別れを受け入れる意義も私には大きかった。

 

名古屋は法事の決まり事がものすごくうるさい。2日間ほとんどずっと葬祭場に滞在し、法要だけでもくたびれた。

その上、親族が顔を合わせれば積もる話もあるわけだ。全員マスクを付け、少しの距離を取りながら、いろんな話をした。
私には「優しい、いいおじいちゃん」であった祖父も、娘2人には厳しく横暴な部分も多々あり、それぞれに禍根を残した。そうした話もお互いに打ち明け合い、あるいは初七日の席でおっさま(坊様)を交えて語らうことによって、いくらか浄化されたようだ。
母は「いろいろあったけど、もう仏様になったのだから許してあげよう……」と話していた。

 

大きな花束を抱え、名古屋から戻った。

その後、仏壇云々かんぬんの話でひと騒動あり、私も巻き込まれて消耗した。
母は決断力のない人で、周囲から口出しされるたびに右往左往してしまうのだ。
電話で長々と話を聞き、私も意見を述べてコンセンサスを得たはずなのに、なぜか数日経つと同じ話が蒸し返され、怒涛のようにLINEが送られてくる……の流れが繰り返され、閉口した。
肉親を亡くしたストレスゆえに、少しばかり頭が混乱しているのだろう。
「その話はもう済んだじゃないの!」と叱るとシュンとしてしまい、かわいそうだった。

 

私としては、こういうときに父が役に立たないのも腹立つ。

余計な口出しはするが、サポートはしない。精神的な支えにもなってやらない。
そんな人と結婚生活を続ける意味ある??

 

なーんてね。親に向かってグサグサ刺したら、もう立ち直れないんじゃないかと思うから言わないけど。(それに、家庭の事情があって離婚できないことも重々承知している。)

祖父を亡くした喪失感以上に、生きている人間の間でストレスを抱えた2週間だった。

 

プライベートでは、ボチボチ、夏用のマスクを作ったりしてのんびり過ごした。

パートナーがゲームにハマって、百合ゲーだとか、ミステリーアドベンチャー、ゾンビゲームをプレイするのを横目で鑑賞しつつ、私はせっせと縫い物したりブログを書いたりした。

 

仕事は散々だった6〜7月と比べ、売上が少し戻ってきた。というより既存客が戻らないので新規獲得をがんばり、なんとか月間最低ラインを達成したところだ。
「ワクチンが開発されたら……」なんて全く期待しちゃあいないので、このまま小康状態を保ってくれれば、それでよい。1〜2年かけて世の中は変わっていくだろうし、私も少しずつ売上を戻していきたい。

 

まだ人と会う気にはなれないが、岩盤浴とマッサージに1回ずつ行き、美容院も予約した。マスクを付け、人と適切な距離を保ちながら、なるべく普通の生活をしたい。

特に岩盤浴は空いていてよかった。貸切状態となる時間帯もあり、驚いた。
(あまり人が少ないとかえって防犯面の心配が生じるので、女性専用エリアがあると安心だ。)
空いているうちにドシドシ利用したい。

 

暑いからと言って、冷たい飲み物をガブガブ飲み、24h冷房で体を冷やしているとなんだか体調もスッキリしない。かと言って冷房を切るなど、危なくてできるはずもない。
たまに温かい飲み物を飲んだり、岩盤浴で汗を出して、大浴場で脚を伸ばすと気持ちいい。

猛暑が続く間はリングフィットアドベンチャーも程々にして体調を整え、爽やかに秋を迎えたい。