10月に入っていきなりパートナーと大げんかした。コロナがなければこんなけんかはしないで済んだと思うが……起きてしまったことはしょーがない。
けんかを機に家賃について交渉し、1年前の更新時までさかのぼって私の負担割合を下げてもらった。パートナーの方が占有面積が広いこと、毎日在宅で仕事していること、私の方が家事負担割合が多いことが理由だ。
もっと早くこうすれば良かった。むだに長く苦しんでしまった。
あまりに激しいけんかをしたため、精魂尽きてしばらくぼけーーっとしていた。
それでもなくても、毎年10月はメンタルの具合が悪い。
上旬には病み上がりの母を見舞った。
夜は地元の懐石料理屋で弁当でも買うか、それともお気に入りのレストランに出かけるか。父と相談したらしいが、どちらも月曜の夜はやっていないという。これもコロナの影響だ。
両親と食事に出かけたり、弟のいるグループホームを訪ねるなら日曜・祝日の方がいいんだろうな。
母を労り、いつもより早めに帰ることにして父に駅まで送ってもらった。
久しぶりに緊急事態宣言が明け、陽性者数が抑えられている。
素敵な季節だ。
外食に行きたいけど夜は混んでいるだろうな。少し怖いな、とも感じた。
結局オリンピックをやっていたあの時期が最も危険だった。あのとき味わわされた恐怖と、仕事が減っているのになんの補償も受けられなかった心細さは忘れられない。
この夏は暑かったし、自宅に帰っても1人になれないので仕事帰りにマクドナルドやカフェに度々立ち寄った。
職場のビルに空きができ、そのフロアの階段に座ってゲームをしたり読書して時間つぶすのも日常になった。通りかかる人もほとんどなく都合がいい。
「大人なのにコドモみたいなことやってるなー」と思ったが、1人でシーンとしている時間は私にとって必要不可欠なものだ。
お気に入りの和食の店は10月になってやっと店を開けるようになった。
半年もの間、大将はどうしていたんだろう。
支援金をもらって引きこもっていたら就労意欲がなくなって、うつみたいになってしまうんでは？と余計な心配をしていた。
パートナーが弁当を買いに行ってくれて、久々になじみの味を楽しんだ。
「また夜に行きたいね。夜のメニューが食べたいね」と話した。
しばらくこのいい時期が続けばいいのだが……。
中旬までパズルゲームに熱中して、ひたすらiPadでパズルをしていた。『ホームスケイプ』は同期をしくじったら全データが消えてしまい、1からやり直すことに……。でしばらく『ガーデンスケイプ』の方をひたすらやっていたら、眼精疲労が悪化して激しい頭痛を繰り返すようになり、アプリを削除した。←コロナ以後、飽きもせず数か月おきに繰り返している。
英国式庭園みたいなやつに興味がなくパズルやりたさにやっているのでストーリーはスキップしていたが、最近ため池の造成に入り、俄然楽しくなってきた。水辺の景色は好きだ！
10月末、雨の日曜日。投票の後昼食をとるために隣駅まで歩いていったら、途中で猛烈に脚がかゆくなった。1週間ほど運動をさぼってしまい血行が悪くなっていたのだろう。血中の老廃物に対してアレルギー反応を起こしてしまい、歩行不能なほどの激しいかゆみに襲われた。あーあ！ 毎日少しずつ運動しないとだめだな。
久しぶりにパートナーと夜外食をした。
前回いつ行ったかなんて覚えていないぐらい前のことだ。緊急事態が解除されている期間が短すぎて……たぶん、1年前かもしれない。
今のうちにちょこちょこ行っておいた方がいいだろうな。やっぱり、外食には感動がある。なけりゃーないなりに済んでしまうのだが、自炊も弁当も、味が想像できてしまうものばかりで飽きた。なにか新しい味を試したい、そんな気分だ。
