ほぼ日手帳2022の発売日。スケジュールが空いたので、渋谷ロフトまで買いに行った。めあては毎年リピートしている週間手帳だ。
事前にウェブで大体見てはいたが、店頭にある公式ガイドブックの見本を見てさらっとおさらいした。
[目次]
【weeks】の実物を見た・触った感触
ニュアンス(ウレタン)
シリコンぽい質感のグレープ、ミントソーダは発色がよく、いい色だ。
カバーは厚く、独特のヌメっとした質感だ。
素材はポリウレタン。汚れに強そう。これならカバーは要らないだろうが、長期での保管性能はどうだろう。後になってボンドが剥がれてきたりしないかな……?
MOTHER
ドット絵のMOTHERはつるつるのコーティング。絵柄がカッコいいが、カジュアルすぎるかなー。
Dream scapes
メタリックなレース柄。
実物は、見た感じ、虹色の光沢というより鈍色だ。室内で使用する限り、ウェブや公式ガイドブックのイメージ写真のように虹色に発色するとは思えない。学校のように自然光が多く入る環境なら、もしかしたら……?
リバティファブリック Joanna Louise
リバティの花柄は現物がすごく良く、揺れたが、ビジネス向きでないため選考外。
ファインクラシック(革)
革装のシナモンベージュにも心惹かれたが、見本がなかった。中身を見たい場合は係の人にお願いして出してもらうのが良さそうだ。
粗忽な私としては、カバンの中でお茶をこぼすシチュエーションを考えて止めた。
ロフトでは、毎年革も含めて全ての見本が出ているのに、今年はなんとなく売り場が縮小されている感じがした。
もしかして……リアルのイベントが減りすぎて手帳・カレンダーの売上が下がり、仕入も減らしているのかも。
ソール・ライター
ソール・ライターは質感がイマイチだ。写真の生々しさが失われてイラストっぽく感じられた。
MEGA
フリーメモ欄を増量したMEGAにも好きなカラーがあったが、例年通りならばそんなにメモすることもないので対象外とした。
その他
- 松本大洋とのコラボ……なんでウィークリーも作ってくれなかったんだろう。イラスト系ではこれが一番好みだった。
- マイケル・ジャクソンとのコラボは権利者との交渉がうまくいかなかったのか、店頭に「検討中」の札が出ていた。今後発売できるかどうか怪しいものだ。
- OEM(別注)では、毎年センスのよいカバーを出している坂本真綾とのコラボ手帳が気になった。(ロフトでの販売はなし)
私がほぼ日・ウィークリーを推す理由
売り場をぐるっと回って他社製品もチェックした。ほぼ日のウィークリーほど、私が必要とする機能が簡潔にまとまったものってないな……と感じた。
- 月間カレンダー
- 週間予定
- フリーメモ欄
私に必要なページはこれだけ。スリムで持ちやすく、開きやすいのも長所だ。
コーディネート・アクセサリ
仕事に使うため「明るさ」を重視してミントソーダを選んだ。
ウレタンの感触に違和感(若干気持ち悪い)があるが慣れるだろうか……。
今回、透明のカバーはなしで。アクセサリも気に入ったものがないので、他社製品から選んだ。
手帳バンド
カバンの中で手帳が開かないように押さえるゴムバンドだ。ほぼ日の公式グッズよりゴムが強そうなものを選んだ。
ミドリの「クリップバンド」B6サイズが適合する。色は黒・エンジ・紺。
PUのカバーが挟めるか心配だったが、難なく装着できた。着けるとこんな感じ。
コーディネートもバッチリだ。
付箋代わりの「押さえ」
ハイタイドの「マグネットマーカー」こちらも色柄は複数から選べる。
シート状のマグネットでページを両側から挟み込んで固定するアイデア商品だ。このように使う。
ほぼ日手帳本体に紐状のしおりが2本付いているが、紐で開くより、付箋を付けておいた方が開きやすい。ただ糊がベタベタするのが気になって、こちらを買ってみた。これも良さそう。
アクセサリについては、しばらく使って感想を追記したい。
過去の手帳
ちなみに2021はオーストラリアのアーティスト、ショーン・タンとのコラボ手帳を選んだ。
ショーン・タンはわざわざ個展を見に行ったぐらい、好きなアーティストだ。
レポート記事はこちら→東京・ちひろ美術館開催『ショーン・タンの世界展』感想・レポート | 奇怪文庫
コラボに使われた『アライバル』も大好きだし、油彩もすごくいい。実物は大きくて色彩豊かで彼のイマジネーションに圧倒される。
またコラボしないかなぁー。