年末、時間が空いたときに新小岩駅にある和牛専門店「肉のあさひ」まで買い出しに行ってきた。
ローストビーフが美味しい精肉店を探していて、たまたま見つけたのがこちら。
ローストビーフ « 東京都江戸川区の肉専門店 『肉のあさひ』 和牛 | 仙台牛 | 熟成美豚
もっと近所にないか?とか、通販で……とも考えたが、もはや調べたり取り寄せて試食したりする猶予もなく、新年早々失敗したくないので、今回はこちらのお店を利用した。
肉のあさひ
住所:〒132-0031 東京都江戸川区松島3-45-7
電話番号: 03-3651-4409
営業時間:???
定休日:日曜日のみ
ホームページ:東京都江戸川区の肉専門店 『肉のあさひ』 和牛 | 仙台牛 | 熟成美豚
道順:総武線・新小岩駅・南口を下車し、徒歩13分。駅前のルミエール商店街を通り抜け、道なりにしばらく進むと大通りに出る。二つ目の信号の先に「ジョナサン」があり、角で右折すると「江戸信横丁」に入る。そこから、すぐにお店の看板が見えてくる。
店内の様子
こじんまりした店だが、カウンターの中で3〜4人が忙しく働いている様子が見える。
正面のショーケースに牛肉、左側の冷蔵庫には豚肉の加工品など。手前の常温の棚には肉以外の様々な食品雑貨がぎっしりと並べられていた。
年末に訪れたためか、ぱっと見で見える範囲にあるのは、すき焼き用の薄切り肉、ステーキ肉、ローストビーフ、ロースハムなど。肉のグレードによって分かれており、手書きのポップに「こちらは来客用の高級品」「こちらは自宅用」などのコメントがあって選びやすい。
私は「自宅用に」とレコメンドが付いた100g・1,000円のすき焼用霜降り肉と、100g・798円のスペシャルローストビーフ(ホームページ上では「松島七丁目ローストビーフ」と記載されているものか)を選び、少量ずつ購入した。
ローストビーフが暗くなってしまったのは、光の加減で、実際にはここまで黒くない。
それぞれパックに詰め、ローストビーフには個包装になったソースとレホール(西洋わさび)を付けてくれた。
ここのローストビーフを目当てにテレビ番組の取材などもよく来ているらしく、レジの近くには芸能人のサインが散見された。
実際に食べた感想
すき焼き肉
全体的に霜が降っているが脂がくどくなく、肉の旨味を感じる。柔らかくて美味しかった。食べ盛りを過ぎた大人には、1人分100gで充分に満足できる。
自宅で1枚ずつ清潔なトングで伸ばし、大きい肉はハサミで切って食べやすいサイズにした上、ラップにピッチリ包んで保管した。
スペシャルローストビーフ
「スペシャルローストビーフ」は適度に脂が入ったまろやかな味わい。香りが良く、胡椒がピリッと効いている。
付けていただいたタレは少し酸味があって、さっぱりしている。「こんな酸味が効いたタレも合うんだな〜」と感激した。
ローストビーフは肉質はもちろん、製法やソースの合わせ方によっても味わいがちがうはず。今後もいろいろ食べ比べしたい。
新小岩・ルミエール商店街
目的を達した後、商店街の魚屋で数の子を買ったりしてちょっと寄り道をした。
ここの魚屋さんは活気があって、おもしろかった。魚の煮付けなど、お惣菜も夕飯のおかずに良さそうだ。
豆腐屋さんも帰りに寄れば良かったな。
新小岩がこんなに商店街が充実していたとは知らなかった。今度来るときは夕飯の買い物なども計画して訪れたい。
錦糸町でお気に入りの「鯛ラーメン」
買い出しのついでに、お気に入りのラーメン店に立ち寄った。
過去、錦糸町界隈に住んでいたことがあり、そのときに気に入ってたまに利用していたお店だ。
麺魚(めんぎょ)
本店は錦糸町南口・江東橋公園のすぐそば。もう1店舗は、錦糸町駅南口からすぐのパルコの中にもできたらしく、混雑が緩和されていた。
2020年1月現在、年中無休。
お店(本店)に近づくと、真鯛でとったダシがぷんと香る。鯛の脂で麺はつるつる。ピンク色したチャーシューがまた美味しくて、低温調理でしっとりしており、サクラの木でスモークされた香りが良い。
私は食べ過ぎないよう、普通の「鯛ラーメン」を選ぶのだが、よく食べる人なら「特製」(=チャーシュー大盛り)とか、ゴハンつきにして最後に雑炊にして食べるのも美味しそうだ。
どちらかと言うと、ここのスープは淡白な方かもしれない。しかしダシの旨味と香り高いチャーシューの組み合わせが「情報量が多い美味しさ」という感じで脳裏に焼き付いており、引き寄せられるようにまた行ってしまうのだ。
鯛ラーメン食べたさに錦糸町に行くのも、全然ありだな〜。
所感
わざわざ遠くまで肉を買いに行ったりして、アホじゃないかと思ったが、実際食べたら美味しくて……それだけの甲斐はあった。
特にローストビーフは、ヒマを見つけてまた買いに行きたい。
ちょっとぐらい高い肉を買っても、外食でステーキだの焼き肉だの食べに行くことを考えたら、むしろ安上がりだ。
近所の精肉店も開拓しつつ、ここぞってときにはまたお世話になりたい。肉のあさひは、そんなお店だった。