前回の話: 30代のゆかたデビュー part1【買い物編】 - なにか新しいこと日記
このシリーズでは「自分でゆかたが着られる。手入れもできる」を目標に、 初心者の私が試行錯誤した内容をレポートしています。着付けのハウツーに関しては専門家が監修した文献等を紹介することとし、詳しく触れていませんのでご了承ください。
レッスン #1
2018年6月。母との二人旅にゆかたを持ち込んで、着付けを教えてもらいました。
浮かれてピンクなんか選んだから膨張色でパンパンになってしまった……。後悔はしていません。
それよりもシワの方が気になるな〜。宿でアイロン借りればよかった。
帯の結び方は文庫の変形だそうです。
結び方は図書館で借りた本から母がよいと思ったのをコピーして持ってきてくれました。一体どの本なのか、わかり次第追記します。着付け師の大竹恵理子さんの結び方らしい。
(事前にいろいろやってみて「これが一番わかりやすい」という結び方だったそうです。)
母は、年上の友人に譲っていただいたというよろけ縞のゆかたに、鮮やかな青緑の帯を結んでいました。熟女のゆかたも趣があっていいよね。
6月の草津温泉街はゆかたでブラブラするのにちょうどいい気候でした。
ゆかたの手入れを学ぶ
さて。ゆかたを買ったのはいいけど畳み方を知らないもんだから、変な折りジワがついてました。母に教わって正しい畳み方を覚えました。
参考情報:図解!簡単な着物・浴衣のたたみ方 [暮らしの歳時記] All About
洗濯は畳んだままお風呂で振り洗いして、ネットに入れ数分間脱水。浴室のバーに吊るして乾かします。
その後畳んでアイロン掛け。このためにアイロンも買いました。
帯もアイロンしたら、この通り。整いました。風呂敷に包んでクローゼットで保管しています。
レッスン #2
2018年7月。用事のついでに実家に帰省して、特訓してもらいました。
手出しは御無用!
ところが母はちょっと気になるところがあると、すぐに手を出してしまうタイプ。見守るってことができないんですね。ケンカになりつつも、なんとか1〜2回練習できました。
平面的なゆかたを立体のボディに着せつけるのはやっぱり難しい。左右の合わせが対称で、褄先(つまさき=左右の裾)が下がったりもせず丈は長すぎす短すぎず。背中に変なシワも寄っていない。かつ、帯が格好よく結べているかと言えば……。一か所直すと反対側が崩れるといった調子で、汗をかきかき何度もやり直しました。
私のクセは、左の肩が上がりづらいため帯を結ぶ時に左後ろが下がりやすいこと。
また自分の身長に対してゆかたの丈が長いので、おはしょりが出過ぎる。かと言って腰紐の位置を上げると胸高になって格好はいいけれども、お腹を締め付けることになって苦しい。腰紐はやっぱり腰骨の位置じゃないと……。
試しに母が私のゆかたを羽織って自分で着付けたら、短時間で着られて細部までピシッと美しく決まっていました。やっぱり、こうでなくっちゃ!
一人でそれなりに美しく着られるまで要練習です。
迷子のイカさんワールド
その後twitterで、迷子のイカ(@usausamode)さんが私のイメージ図を描いてくださいました。
ほんわかイカさんワールドの仲間に入れてもらえて、うれしい♡
朝顔のゆかたに紫の帯を合わせて、色のコンビネーションも素敵です。
かわゆく描いてくださり、ありがとうございます!
イカさんのブログで着物の記事を探したら、なんと、ブライス人形のお着物を制作していらっしゃいました。
わあ、すごい!
このコーディネートも贅沢で素敵ですね〜。KAWAII!!
私はつい無難に同系色でまとめちゃったけど、こういうのを見ると、思い切って別の色を差したりするのもいいな〜。帯欲しいな〜。
まあ、買い物するのも楽しいんだけど、まずは自分でちゃんと着られることを目標に練習に励みたいと思いまーす。
私にはゆかたでデートしたいという夢があるのだ!
つづく!